バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

20201127

なだらかな坂道を車でのぼっていく。前を走る車は高齢者を意味するマークがつけられており、ブレーキを必要以上に踏むのかブレーキランプがちかっ、ちかっ、と頻繁に光っていた。 「←駐車場」 と書かれた目印をを頼りに左折してみると、すぐに砂利が敷き詰め…

笑顔でさようなら

小冊子『murren』vol.25 「ネパールの音」を読んだ。壮大な自然とそこで生きる人達の話は遠くのことのようでいて、自分の身近に落ちている話であるような気がした。おそらく、世界のどこであっても「今日を生きている」ことが共通しているからなのだろう。 …

20201124

歩いたことがない道を歩いた。 はじめて歩く道はわくわくする。 マンションのベランダでひらひらしているタオルを見ただけで新しい何かを発見したような気分になる。 気持ちを切り替えたいときは、知らない場所を散歩するに限る。 空の青さに負けない柿の存…

カラメルはちょっぴり苦い。

プリンをつくった。 水、グラニュー糖、バニラエッセンス、卵、牛乳で作る昔ながらのプリン。蒸すのではなく、オーブンで蒸し焼きにしてみた。カラメルの苦味がほどよく、スプーンを入れるとやや固めの感触が手に伝わってきた。素朴な味は遠いあの日を思い起…

美味しいごはん

上間陽子さんの『海をあげる』を読んだ。 沖縄で暮らす著者が、このエッセイを通して響かせてくる声はじわじわと大きくなり、読み終えて数日経った今、私の一部として心に住んでしまっているかのようだ。 私は沖縄に縁がなく、沖縄と言えば、陽気なひとが多…

なんとかなるさ。

みかんを買った。 みかんをこたつの上に置いたから、もう大丈夫かなって思う。 なんの根拠もない、大丈夫。 息苦しさや不安はずっと離れていかないけれど、それでもなんとなく、大丈夫。 思いこんだら、なんとかなるさ、大丈夫。 母と電話。 内容は重たい話…

光のように

すごくがんばっている、と、なにもできていない、の間にいつも身を置いているような気がする。 ゆらゆら。 揺れないのは「皆がしあわせであればいい」という思いだけだ。 私を傷つけたひともしあわせであってほしい。 心から願っている。 玄関にクリスマスグ…

ウイークエンドシトロン

先日購入した国産レモンで「ウイークエンドシトロン」を作ってみた。 私はレモンのような柑橘系の酸っぱい味が大好きなので、「ウイークエンドシトロン」はずっと作りたいと思っていたお菓子のひとつだった。 最近はお菓子づくりも動画で観られるため、複数…

20201111

昨夜作ったスコーンと野菜スープのあさごはん。パンも焼いてみたいけれど、どこまでもいってしまいそうなのでとりあえずスコーンまでにしようかな。 はじめて作ったわりには子ども達にも好評で、残りはおやつとして消えていった。 また作ろう。 その前にレモ…

20201110

肌寒くなってきたので、昨日からこたつをはじめた。 今の部屋に引っ越すとき、「リビングにみんなが集まり、こたつに入るような部屋にしたい」との思いが強く、子ども達も賛成してくれたため、こたつ探しからスタートした。 通年使えるように、こたつらしさ…

めぐる

もう、ねむたいから、ブログはいいかなーって思ったけど、サラッと書けばいいやと思い直す。 ひとりおひるごはん。 すべて残り物。残り物でも盛り付け直すとそれなりに見えるし、食べるときもちょっぴり楽しくなると思う。 先日、ディアマンクッキーを作った…

「紅葉を観に行きましょう」

「紅葉を観に行きましょう」 めったにないお誘いがあったので、フットワーク軽く、紅葉を観に行くことにした。 私が秋生まれなこともあってか、季節では秋がいちばん好きだ。 春ほどのふわふわな柔らかさではなく、さらりと私の周りを漂っているような空気が…

20201107

あめふり。 午前中は文房具が欲しいと言った娘を連れて買い物。 帰宅後、昼食の炒飯を作る。 郵便受けに水道修理のマグネットが入れられるたびに冷蔵庫の横に貼っていたのだが、娘がはさみを持ってきて、なぜか柴田理恵だけを切り取り、冷蔵庫に貼りつけた。…

レモンを買おう

最近、お菓子を作るのが楽しい。 次は何を作ろうか考えている時間も好きだし、作っている動画を観て「へぇ~、あのお菓子ってそうやって作るんだ」とただ感心したりするのも楽しい。 いくつかパウンドケーキのレシピを眺めていたとき、レモンケーキが作りた…

映画『朝が来る』を観ました

映画『朝が来る』を観た。 『朝が来る』 http://asagakuru-movie.jp 一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」という制度を知り、男の子を迎え入れる。それから6年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っ…

クッキーを焼く

平日なのに。 息子は休みで、娘も臨時休校。 私もまだ、お休みをもらっているため、なんとなく、休日みたい。 世の中の動きとは違う速さで動いているような感じ。 世の中が小さな歯車で忙しくカラカラ回っているとすれば、私は大きな歯車でゆったりぐるんぐ…

言葉を届けるよ

良いお天気だった。 それだけで気持ちが良かった。 いちにち、本を読んでいた。昨日から読んでいた桐野夏生さんの『日没』を読み終え、平行して読んでいる『病と障害と、傍らにあった本。』を読んだ。本の感想などはまた今度。 あとは、絵本を見たり。 きく…

勘を働かせる

あめふり。 玄関のドアを開け、車まで急ぎ足で歩く。モカ色のパーカーはぽたぽた水玉模様に変わっていく。車に乗り込んで運転席に座り、頭を触ってみると湿っていた。頭のてっぺんから足の先にだんだんひんやりとした感覚が広がっていくような気がした。 ほ…

素材を生かす

日曜日。 息子は日曜日に学校があるため、休日の感じがしない。平日と同じ時間に朝ごはんを食べ、見送ったあとはゆっくりした時間を過ごした。 お昼前に娘の中学校から一斉メールが届いた。新型コロナウイルスに感染した生徒がいるため、明日は臨時休校との…