バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

名古屋市守山区にある『OHAGI3』のおはぎを食べました☆

取引先の方から、名古屋市守山区にある『OHAGI3』のおはぎを頂きました!

いやっほう!

 

と、言いましても『OHAGI3』を知らなかったので「これ、おはぎです」と渡されて、開けるまでごくごく普通のおはぎを想像していたんです。

箱はちょっとオシャレな感じだなとは思ったけれど……

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パカッと開けてみたら……

 

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え?なにこれ??と思えてしまうほど彩りがあって可愛らしいおはぎが並んでおりました。

 

ちなみにこの箱、上の四角く穴が開いているところに箸が刺さっていて、箸が持ち手にもなる優れものでした。

 

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「わー、食べるのがもったいない!」

「これ女子が好きなやつ」

「インスタ映えするやつ」

などのワードが頭をちらつきましたが、私の場合、食べてなんぼなので、パクパクッと食べていきましたよ!

大きすぎず、食べやすくてとても美味しかったです!

 

それぞれのおはぎには名前が月の名前がついているようなので、紹介がてら載せていきます。

 

新月(ココナッツおはぎ)

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☆宵月(黒ごまおはぎ)

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☆半月(抹茶おはぎ)

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☆夕月(みたらしおはぎ)

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☆満月(大人のきなこおはぎ)

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☆暁月(つぶあんおはぎ)

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こういうの、もらえるとめっちゃ嬉しいものですね。

味だけでなく、目で楽しめたので、元気が出ましたよ。

 

どうやら守山にしか店舗がないようなので、お近くにお越しの際はぜひ寄ってみて下さいね☆

ohagi3.com

 

寺地はるなさんの『みちづれはいても、ひとり』を読みました

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寺地はるなさんの『みちづれはいても、ひとり』を読んだ。

結婚はしているけれど、子供はいない。しかも夫と別居中で、ちょっと前まで契約社員で今は職を探している弓子39歳。
男とすぐに付き合ってしまうけれど、二股をかけない、既婚者とは関係を持たない、というルールがある、独身で休職中の楓41歳。
ひょんなことから弓子の逃げた夫を探しに島へと渡る、不惑女二人の旅路。

読み終えたあと、シャキッと目が覚めたような私がいた。

あらすじに書かれているように、弓子と楓のアラフォー2人組が弓子の逃げ出した夫を探しに寂れた島へ行き、なんだかわちゃわちゃ色んなことが起きちゃってよう!さてさて…みたいな話なのだが、起きた出来事1つ1つを考えていくとわりと大事なのに、それらをさらっと書き上げていることに驚かされる。

ややネタバレも含んで書いてしまうと、弓子と楓の他に出てくる女性、シズさんがなかなかの曲者で、彼女の行動だけを見ると「ひどい!嫌なヤツ!」って切り捨てたくなるのだけれど、背景を知ることで彼女もどこか可哀想な人だとわかり、そこまで憎むこともできなくなる。

40歳くらいまで生きてくると、誰でもある程度は諦めていると感じている。諦めるというのは、仕事であったり、夢であったり、恋人や家族であったりと人によって違うけれど、何かしら諦めていると思う。諦めているがゆえ、不安を自分の中で解決しようと声をあげずにただ歯を食いしばって耐えている。大きな喧嘩は起きないかも知れないけれど、溝が深くなっていくのはそのせいだろう。

登場人物達から見えてくるそれぞれの「ダメさ」はダメな自分を抱えつつも生きていこうとする強さが垣間見られるので、かえって愛らしく思えてくる。

私自身、「あー、私ってばなんてダメなやつだ!」と何度も思いながら生きていて、布団の上をゴロゴロして悶えているのだが、この本に登場する人物達それぞれの中に私のダメさと共通している部分を見つけてしまい、「なんだ。ダメでもいいじゃん」とかえって開き直ってしまった。

ダメでも前を向くよ。いつだって。 

帯に書かれている「何者にもなれると自惚れながら、何者にもなれないと怯えていた」は不惑女らしい文句だと思うが、四十=不惑(惑わず)にはならない気がしている。惑わないように見せてるだけで、惑ってるわよ!少なくとも私は。弓子や楓と歳が近いこともあって、この年齢に達した女性というものを今一度考えることとなった。

また、もう1つの軸になっている親子の在り方も頷きながら読んだ。弓子と母親、宏基と光恵、シズと尚太……親子は血が繋がっているけれど別の人間であることを忘れてはいけない。

人はひとりでは生きていけないという。その通りだと思う。苦しくなったら助けを求めたら良いと思う。だが、自分一人で立つ力強さも持っていたい。こども達にも伝えたい。

 

寺地はるなさんの単行本はすべて読んでいるのだが、その中でも「みちづれはいても、ひとり」はかなり好きな作品だと思った。

今の私はどうしたいのか?

自問自答しながら、もう一度読んでみることにする。

 

 

みちづれはいても、ひとり

みちづれはいても、ひとり

 

 

そうそう、私は光恵さんのこの言葉、好きですよ。

「一緒にいて死んじゃうぐらいなら別れたほうがいいのよ」

 

 

 

傘をもらったり、トットちゃんが面白かったり。

最近のことをつらつらと。

誕生日にベニテングタケの傘を頂いた。

info.felissimo.co.jp

晴雨兼用、めちゃくちかわいいー。

内側の骨の形とかとんでもなくかわいいー。

休日にお天気が良かったら、公園で写真でも撮りたかったけれど、先週に引き続きまた雨降りだったのでできなかった。傘の写真を撮るのは場所がいるなぁと思った。

 

ドラマ『トットちゃん!』を見ているのだが、これが面白い。ドラマが始まった1週目はトットちゃんの御両親が出会うところから始まったので、あらあらこれはトットちゃんはいつ頃登場するのかしら?なんて思っていたけど、2週目には生まれた。最初に入学した小学校の規律を守ることができなかったトットちゃんはその後、トモエ学園に入学した。小林先生を演じる竹中直人が良い感じだ。

私が「窓際のトットちゃん」を読んだのは小学6年生くらいの頃だったので、内容は忘れかけていたが、ドラマを見ていると部分的に思い出す箇所もあった。自由でユニークな発想の持ち主であるトットちゃんの成長と、当時の時代背景がコントラストのように見えて、かえって心が痛くなったり涙が出たりした。まだまだこれからドラマは進んで行くので楽しみに見続けようと思う。

 

先日、木ノ下歌舞伎を観た。

はじめてのキノカブであったが、非常に面白かった。

歌舞伎の演目を現代風にアレンジしていて、途中に入る歌も楽しげで良かった。見ている最中に、演劇に詳しくない私でさえも「この舞台を作るのは大変そうだな」と思えるくらい手が込んでいた。後から友人に聞いた話によると、演目が決まるとまずは役者全員で歌舞伎の通りに演じてから、現代風にしていくとのことだった。うわー、絶対大変だわー。でもそれだけに見ごたえあるし、私みたいに歌舞伎がわかんなくてもストーリーが追うことをできるので興味深く今後も追っていきたいと思った。

 

あとは…そうだな、理不尽なこともたくさんあったけれど、とりあえず今日、寺地はるなさんの「みちづれはいても、ひとり」を読み終えて気分がよいので、すべて良し!となった。

「みちづれはいても、ひとり」の感想はまた後日。

 

 

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)