会社のお姉さん(と言ってもそこそこの年齢)には高校1年生の娘がいるのですが、先日、お姉さんは娘が通っている高校へ呼び出されました。
何でも「髪の毛の色が茶色いから」らしいです。
娘さんは一度茶髪にしたことがあるらしく、指導があったので黒く染めたのですが、それでも学校側は「まだ茶色いから染めろ」って言ってるとか。
その色の程度がわからないので何とも言えないのだけれど、茶色くした髪を黒く染め直すとあんまり黒くならないんですかね?あ、個人差があるのかな?
私はやったことがないからわからないですけど、つまりは地毛が伸びてくるまで何度でも染めなくちゃいけないってことなんでしょうね。ええ。
その高校、生徒のスカートが短かったら指導というより怒声を浴びせるらしいし、その髪の毛の色にしても美容院にあるような髪の毛の色見本?で照らし合わせて「先日までは○番ぐらいの色だったのに、今は△番になってるんで・・」とか言われるんですって。
私は「まあ、そこそこ厳しい学校なのね」とか思って聞いていたんですけど、学校側は「就職活動をする際にそういうところを見られるんでね・・」と説明されていたようです。
でもそれは表向き「○○さんの為を思って」って言っていると思うんですけど、裏では「学校の為」だったりするんでしょうね。
現に学校全体がそういった校風で統一しているのかと思えば、3年生への指導は緩いらしいですから。やるなら3年生までしっかりと指導したら良いんじゃないかなぁと思ってしまいました。
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話は少し変わりますけど、私は小学校へ入学した頃は「先生ってすごい。先生って絶対」って思ってるような子どもだったんですね。だって、授業は毎時間一礼するし、勉強を教えてくれるじゃないですか。
だけど、だんだん慣れてくると「あ、先生も普通の人なんだな」と思えてきたんです。(ま、当たり前なんですけどね)
例えば、習い事としてやっていたミニバレーでこんなことがありました。
ミニバレーは学校の体育館で学校の先生が教えてくれていたのですが、その時は私の担任が監督と言う形で指導してくれていました。担任は他の学校から異動してきたばかりで、前任の学校でもミニバレーを指導しており、「オレが強くした」と豪語しているような方でした。
ある日の練習試合。何セットか終わった後に私達(レギュラーメンバー)は体育館の端に集められました。そして1人1人、頬を叩かれたのです。
私達のチームも決して弱いチームではありませんでしたが、担任からすると前チームとの比較もあるのか苛立つ場面が多かったのでしょう。他の子が後から口々に文句を言っているのを聞きながら「あぁ、この先生ってこんなもんだったのか」と思ってしまいました。
数日後。母親から「こないだ、先生に叩かれたんだって?」と聞かれました。私は母親に話していなかったので、どうして知っているの?と尋ねてみました。
母「○○ちゃんのお母さんから聞いたのよ。あなた以外の子は皆、親にそのこと言ってるわよ。どうして言わなかったの?」
私「あぁ、だってわざわざ話すほどのコトでもないから」
母「・・・あはは。あなたらしいわねー」
私「あはは。だって話す価値もないもんねー」
感情的になって子どもに当たり、更にその過ちを認められない先生の話をしてもね…が、この会話には含まれていました。 私は母親とこんな感じで話をするのが好きでした。私と母の価値観は近いってのがわかって嬉しかったのかも知れないですね。
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先生と言えば、中学1年の時にはこんなこともありました。
その日、私は朝から体調が芳しくなかったのですが、体育祭の出場種目を決める日だったので「変な種目になったらイヤだから、そこまでは頑張ろう」と思いながら授業を受けていました。
さて。いよいよ、種目決めとなりました。私が出たかったのはスウェーデンリレーでした(知っていますか?知らない方はググってね)。運動は得意だったし、リレーも好きだったので、このスウェーデンリレーというのがとても魅力的に思えました。
そんな私の思いが通じたのか、わりとすんなりとスウェーデンリレーに出られることが決まりました。ホッとしたとたん、緊張の糸が切れたのか具合が悪くなり私は保健室へ向かいました。もう種目も決まったので問題ないですしね。熱が38℃ぐらいありましたがこの後は帰るだけだったので、少しだけ休ませてもらい(たぶん20~30分ぐらい)教室へ戻ったのです。
教室へ戻り何気なく黒板へ目を向けた時……驚きました。
なんとスウェーデンリレーのところに私の名前がなかったのです。そして私の名前は1000m走のところに書いてありました。体育委員の子に聞いて見ると「先生がそうするように言った」と言うではありませんか。
私は先生にどういうことかと詰め寄りました。
すると、先生は悪びれた様子もなく「お前がクラスで1番1000mのタイムが良いからだ」と言ったのです。
おい、ちょっと、待て、と。
そう言うことじゃない。
私が聞きたいのは、なぜ私が自分で決めた出場種目を私に無断で取り消して、違う種目にしたのかと言うことなのですよ。
先生は私を甘く見ていたのだと思います。私は比較的、先生に従順な生徒でしたので何をしても引き受けてくれると思ってしまったのでしょう。
おそらく私は、相談と言う形で持ちかけられていたのであれば種目替えを受け入れたと思います。ですがこの場合、先生という権力を振りかざしたようにしか私には見えなかったのです。
たかだか12歳の私にはそんな理不尽は通用しないのです。
ハッキリと先生に「勝手にそんなことをされたのでは、引き受けることができません」と言いました。
その時の先生の驚いた顔は忘れないですね。
30歳ぐらいの男の先生が12歳の私にそう言われたのですから。
結局、この先生は1週間ぐらい経ってから私に謝ってきました。
ですが、私はもう1000mには出ないと心の中で決めてましたので首を縦に振ることはしませんでした。
「生徒の気持ちを慮れない先生は、今後学んで下さい」って意味をこめてね。
こう書いて見るとなかなか生意気な生徒だったようにも思いますが、この出来事を家で母親に話したら「…あなたらしいわねー。うふふ」とかるーく言われたのでなんだか安心した記憶が残っています。
ウチの子達もまだまだ小学生で、この先どんな先生に出会うかわかりませんが、 私も出来るだけ子どもの意見を尊重出来る親になれたら良いなぁと日々思っています。