バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

ロボットがとにかく可愛い『孤食ロボット』を読みました。

 

 

孤食ロボット 1 (ヤングジャンプコミックス)
 

 

 『孤食ロボット』を読みました。

 

会計が3000ポイント貯まると交換できる⚪︎×フードカンパニーのプレゼントは 単身者の食事と健康をサポートするアンドロイド。料理が苦手なOL、単身赴任のお父さん。
彼らのもとに突然やってきた小さな頑張り屋さんがサポートするのは、温かな食事だけではなくて…。
今日も誰かをほっこり幸せに。心も満腹になる優しい物語ー

なんですか、このロボット。

愛らしすぎるんですよ。単身者の話し相手として最高じゃないですか。

でもこのロボット、エネルギーが切れると白眼をむいてパタリと倒れるんです。その時は⚪︎×フードカンパニーへ充電に行かねばならず、上手にお客様を誘導し売り上げ推進も抜け目ないって言うなかなかなヤツなんですよ。

ロボットにも色々な性格の子がいるようで、上に書いたことを露骨に出す悪どい商売人のようなロボットもいます。そんで「どこが悪い。WinWinの関係じゃないか」とか言ってる姿が可愛いんだってば。

最初は口うるさいと思っても、いなくなると寂しいみたいな関係をお客様と築く姿はほんわか温かい気持ちになれます。そして返品されるとデータを消去されるのも切ないですね。

 

「何でもない食事でも誰かと一緒に食べたら美味しい」

そんな当たり前のことも思い出させてくれるかも知れません。

 

***

この「孤食ロボット」は単身者の方でないと手に入れることができないのですが、そもそも「孤食」と言うのは単身者に限らず、家族がいても食事の時間がバラバラで1人で食べている状態もさしています。

この「孤食」は子どもに悪影響を及ぼすと最近は考えられているようですね。食事の場は家族が顔を合わせるのでコミュニケーションが取れるのが良いところですもんね。

仕事で帰りが遅いお父さん、塾に通っているお子さん…色んなことがあって難しいと思うのですが、意識して少しでも食卓を一緒に囲めたら良いなぁと思っています。

あ、食卓をただ一緒に囲むだけで「個食」ではダメですよ。

こちらも最近多くなっていると言われているのですが、食卓を囲んでも個々が食べている物が違う状態をさしています。

皆で同じ食事をするから「あ、それ食べてみようかな?」と思ったりするんです。

 

ウチの食事も忙しくなると手抜きになるのですが「今日は手抜きで良い?」と子どもに聞くと「わーい!手抜きだー!」と言う子ども達で良かったです(笑)

でも、それに甘えず色んなお料理が作れたら良いなぁと思っています。