バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

風待月の空の下

昨夜は満月だった。

ほんの少しの時間だが外へ出て空を眺めて見た。
 
月はまんまるで明るく月暈も美しかった。
 
「月暈」は月の周りに出来る光の輪のことをなのだが「げつうん」とも「つきがさ」とも読むらしい。
私は「つきがさ」の方が好きだな。ね、ハロー。
 
月がこれだけ輝くと周りにたくさんあったはずの星がどこかへ隠れてしまう。
 
だが、「満月だー。わーい♪」と満月を見るために空を見上げたのであって、あまりそこまで気にはしない。
 
逆に流星群を見たくて空を眺めた時は「月の明かりが邪魔だな…」と勝手なことを思うんだもの。
 
 
どちらかが輝けばどちらかは影になる。
 
そこには「月」も「星」もどちらもあって同じ時が過ぎているのは忘れたくない。
いつまでも影ばかりじゃない。輝く時もあるんだ、きっと。
 
 
6月にとっくになっているのに、今月は6月の異名を見ておくのを忘れていた。
どれどれ…と調べると色んな名前があったが、個人的に好きだなと思ったのは「風待月(かぜまちづき)」と「涼暮月(すずくれづき)」だった。
 
どちらも言葉だけで季節が見える。
そして「夏」と言うにはまだ早いちょっぴり涼しげな感じが素敵。
 
 
6月は雨降りばかりじゃない。
夏がこれからくるんだって言う香りと足音をしっかりとつかむのだ。
 
それが感じられれば私はまだ大丈夫。 

 

 

ながいよるのおつきさま (講談社の翻訳絵本)

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