バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20200601

ミシン目が入っているチョコチップクッキーの箱を開けようとした。

そんなに力をいれていなかったのに、ミシン目を大きく外れた場所がビリビリと破れて開いた。

わざわざ開けやすいようにつけられたミシン目をまったく活用できなかった。

 

往々にしてそういうことはある。

用意されたものを活用できずに私は違うことを思っている。

そのまま受けとれば、すんなり進むことをわざわざ違うように受け取ったりする。

相手の思うツボになってたまるか!みたいな気持ちより、自分で選びたいのだと思う。

 

破れた箱のすきまからチョコチップクッキーをむりやり取り出す。

いつも感じる甘味より苦味が強く感じた。

 

 

20200531


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雨が降っていてやや肌寒い。

ショートカットの髪の毛が伸びすぎて気持ち悪かったので、髪の毛を切った。

なにか行動をして小さなリセットを試みるも、心はそこまで晴れることはなく梅雨空のようにどんよりぐずぐすしている。

やることすべてが裏目に出ている気もする。それでも、なにもせずにただ過ぎ去る日を眺めることはしたくない。

 

洗面台の下の排水溝から下水のにおいが漂ってきており、改善策を考えた末、すきまパテで埋めることにした。粘土状のパテを指で伸ばし、蛇腹ホースと穴のすきまをぺたぺた埋めていく。出来上がった見た目は微妙だが、見える箇所ではないので問題ない。においについてはだいぶ改善されたので、もっと早く行動すれば良かったと思った。


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ショッピングモールに必要なものを買いに行った。そのあと、駄菓子屋さんがあったので、娘を連れて駄菓子を次から次へとかごへ入れていった。何かを選ぶ楽しみが久しぶりで楽しくなった。レジにかごを持っていき、ピッ、ピッ、と打たれる作業を眺めていた。全部で25個あった。お金を出して、店員が精算しようとしたら、レジに不具合があったようでどこのボタンを押しても改善しないようであった。25個の駄菓子は、また、最初からレジ打ちされることとなった。乳白色のスーパー袋に一度しまったものを全て台の上に広げる。店員は「すみません」を繰り返す。店員に対してなんとも思わないが、また、こういうことにハマったと思い、諦めのような笑いが込み上げてきた。

娘がやってきたので、詳細を伝えた。

「お母さん、いつものことだね」

淡々と答える娘の言葉に、これが私の標準仕様であることの寂しさを感じた。

 

最近、眠っているときに夢を見るようになった。夢は夢でしかなく、なかなか不思議な設定のこともあるけれど、叶ってほしいと願う夢を見た。

「私も夢を見たよ!お母さんがドン・キホーテ病とか言う奇病にかかる夢だった……」

娘が見た夢は叶ってほしくないと願う。

訳のわからないドン・キホーテ病にはなりたくない。

 

 

 

 

 

20200527

心の密度が上がったり、すかすかになったりしている。体と心が別の動きをしているようだ。

こどもの頃、花いちもんめをして最後まで名を呼ばれなかった寂しさのような気持ちが毎日やってきては、渦を巻いた場所へ私を連れていく。

明るさと暗さと。

どちらも手放して。

どちらも手に入れて。

せめて渦の色が変化し、見たこともない色に変わればいいのに。