意識せずとも鼻腔を刺激していた金木犀の香りはいつの間にか何処かへ消えていった。 半袖を着ればいいのか、それとも長袖にするか、悩んでしまうような気候は私の移ろいやすく、ぐらぐらしている心のようだと思う。 手を伸ばしても届かないものへ思いを馳せ…
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