雪が降った。

雪が降った。

ここ数年、毎年雪が降っていたので、雪予報に驚きはしなかったが、降雪量が思った以上だったため、窓から外を見た瞬間、動きが止まってしまった。

昨日、雪が積もっている中、駅までの道を歩いた。舞台を観に行く予定があったからだ。玄関から出て、雪の中へ足を踏み入れると、足がズボッっと埋まって見えなくなった。ショートブーツの高さより積もった雪のおかげで、一歩進めるのに、いちいち足を高く上げねばならなかった。雪で歩きづらいことを予想し、電車の発車時刻に間に合うよう余裕をもって家を出たが、無情にも目の前で電車は駅のホームから離れていった。電車が3分から10分遅れているとサイトには書いてあったのに、よりによって定刻通り運行されていた。

まだ降り続く雪を頬に受け、やや泣きそうになった。ベンチは濡れていて座れなかったので、屋根のある階段で凍えながら30分以上次の電車が来るのを待っていた。

ふと、「音がない」と思った。静かだった。休日の朝は平日より車の音が少ないとはいえ、それ以上に静かだった。生活音さえもなく、私はこの場所に取り残されている感覚に陥った。心地よさと不安感が混ぜ合わさったような不思議な気分だった。

電車がやってきたとき、人の気配があることはなんて安心感を与えてくれるのだろうと思った。座席にすわり、外を眺めていた。幸いにも私が向かっている方角へ行くにつれ、雪は少なくなっていった。

駅に着き、ホームを速足で歩いた。

その先にはすでに到着していた友人がいた。

友人はにこやかな表情であたたかいお茶を私に差し出してくれたのだ。

雑貨屋Noviへ行ってきた。

昨日の記事でも少し触れたけれど、先日「雑貨屋Novi」へ行った。

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時々、行くのだけれど、行ったが最後。必ず何かを手にしてしまう恐ろしい店でもある。とは言っても、ひとつひとつはそこまで高価なものではないので、そこは安心できる店でもある。

また、いくつか可愛いモノを購入したので、ちらりとお見せしたい。

＊＊＊

雑貨屋Noviにはオリジナルのはんこがある。今現在で、30種類ぐらいあるだろうか。私はこれを行くたびにちまちま購入することにしており、今回3つめのはんこを手に入れた。やった！

今回購入したはんこをお見せする前に、おさらいとして、今までに購入したはんこはこちらである。

「きのこ」

きのこが好きなので、真っ先に手に取ってしまった。かわいい。

「社長」

なんとも言えぬ味わい。しゃ、しゃちょう！！

実は社長の他に課長や係長のはんこもある。いずれ、購入するだろう……。

で、今回購入したのは……

「家政婦」

きゃー、覗かれてる！目がキラッとしてる！

このはんこ、どう使おうか考えるのも楽しいのではないだろうか。

とりあえず、合わせ技。

「社長を包囲する家政婦」

きゃー、社長！逃げて！はよ、逃げて！

……と、1人遊んで楽しめる。ひとりあそび、サイコー！

さて、次の商品は、これ。

「鹿の剥製風マグネット」

かわいいと思ったのに、娘はこわい！と言ってた。

これは「鹿の剥製が欲しい」と言っていた人にあげよう。雰囲気を味わうが良い。うへへ。

はい、次。

「Noviオリジナルノート　しゅぎょう」

Noviオリジナルノートは現在、「しゅぎょう」「しゅりょう」「さんぎょう」「かんこう」の4種類ある。表紙はすべて三重に関係するものというこだわり。中はシンプルな方眼なので様々な用途で使えそう。「しゅぎょう」が必要そうなキミにあげるつもり。

で、次。

 「水縞×LIFE　ペーパーバッグ」

ポチ袋ぐらいの大きさのペーパーバッグ。実はこれ、8図柄入っている。

どれもかわいい。文句なくかわいい。

nombre.jp

Noviには水縞のことわざシリーズもいくつか置いてあって、そちらもかなり惹かれたけれど、今回はなんとかここまでで踏ん張った。次はわからない。楽しくて恐ろしい、それが雑貨屋Novi。

これが、最後。

「glieccaさんのブレスレット」

お手頃な値段で可愛かったので。他にガラスのやつもあって可愛かったー。そっちも欲しかった！

雑貨屋Noviは文具だけでなく、アクセサリーや食器、古本なんかも置いてあって、本当に楽しくてわくわくするお店である。

近くに行くことがあったらぜひ寄ってみてほしい。

そうそう、お店に並んでいて気になったけれど、購入しなかった商品を紹介しておきます。気になった方は購入して遊んでみて！そんでどんな感じが教えて下さいな☆

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2017年にやりたいこと。

心が穏やかでないと人に優しくするのは難しい。

忙しい生活の中でも、自ら安らげる一瞬を探し、作り出せるようにすること。

具体的にどういったことかといえば、自分を甘やかすことに尽きるので、なんだなんだ、楽じゃないかってなことになる。が、わりとそうでもない。

映画や舞台を観に行くのも好きではあるが、そこまで時間に余裕はない。となると、家にいる時間をどう過ごすかなのだが、家にいてもなんだかんだの制約があるので息苦しかったりする。

そうなったら、あとは好きな本を読み、好きなものを眺める。これは家でも公園でもどこでもできるからだ。かわいいもの、きれいなものを眺めるとほんの少し頬が緩む。優しき言葉と深い底で綴られた言葉は静かな世界へ連れて行ってくれる。

この世界から永遠に抜け出そうとしているんじゃない。

ただ、そのドアの向こうを覗いてみたいだけなのだ。ドラえもんの四次元ポケットの中とか面白そうだなって思ったこと、あるでしょ？

笹井宏之『えーえんとくちから』を頂いた。その方には言ってないのだけれど、実はわたし、『えーえんとくちから』をすでに持っている。だけど、もらった時にとっても嬉しかったのだ。この本を人からもらうって素敵じゃないかって思えた。こんなに素敵な本なのに、すでに出版社に在庫はないらしい。町の本屋さんでみかけたら手に取った方がいいと思う。言葉はただの言葉だけど時々助けてくれるから。

 昨日、雑貨屋Noviへ行った。そこでglieccaさんのブレスレットを購入した。

ブレスレットをつけるなんて何年ぶりだろう？と思いながら、手首につけてにやにやした。かわいい。

これだけで優しくなれそうな気がするなんて単純でバカででも愛おしいじゃない。

すきなものを眺める。

私が2017にやりたいこと。

すきなものを眺める。にやにやする。

それが、「2017年『にやり』たいこと」なのです！

今週のお題「2017年にやりたいこと」