連休最終日の夜は、いつもの夜より更に静けさに包まれている。
蛙の声は近く、車の音は遠い。
あの溢れ出るような数の車の多くはもう眠っているのかも知れない。
***
先日、名古屋へ行った際、「ON READING」へ立ち寄った。
bookshop and gallery ON READING
暖かい日で、お店の中もポカポカを通り越し汗ばむほどであった。お店の構造が息子には面白かったらしく、あちらこちらをうろうろしていた。私はひたすら並んでいる本を眺めていた。
そこで「恋の歌集」を購入した。
左側にあるのが「恋の歌集」右側は「月の句集」
どちらもヒロイヨミ社のもので、活版印刷の文字が美しい。
「月の句集」は以前、友達から頂いたものだ。
「月の句集」は黒い紙に金色の活版印刷文字が輝いていて、夜空で光を放つ月のようだった。
「恋の歌集」はベージュの紙にピンクの文字。可憐であった。
文字だけでなく、余白も美しい。
静かな夜に音を立てずにページをめくると、聞こえるのは自分の呼吸と気配だけ。
***
こちらの「ふくらんでいる」に参加させて頂きます。
自分のブログとはほんの少し違ったことも書けるかも?
ああ、でも、このブログは雑多なので同じようになるかも知れませんけどね。
私が思う「ワタシ」は皆から見えている「ワタシ」でないかも知れないので、その辺を探れたら良いかなと思っています。お母さんである私がこの歳から自己の再発見するって面白いと思うんですよね。年々、新しい事に出会う機会は減っておりますので、なんでも片足突っ込みますよー。
だってね、その方が、「日々、新しいことを発見し続ける」こども達のこと、もっとわかるかも知れないじゃないですか。