バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

重さ

夏期休暇最終日。今年の夏期休暇は立っているよりも横になっている時間の方が明らかに長く、もはや「出来るだけ何もしない」に気持ちをシフトさせた。そうでないと、やりたかった多くのことが出来なかった私がかわいそう。自分を大事にすることにしているから、自己評価を甘くつけるんだ。

 

長時間、体を横たえていたため、重力について考えていた。今の私は体のあらゆる点を地につけて安定させているのだけど、二本足で立つことは、もはやそれだけでめちゃくちゃバランスを要求されるポーズなのではないか。だって、長辺が160cmぐらいの長さの荷物があったとしたら、大多数の人が荷物を安定させるために倒して置くと思うのだ。なのに、人は長い方を立てて、しかも2点で立っているのだからすごい。イメージはコンパス。でも、年老いてくるとやはりそれではバランスが保てなくなり、杖をついて3点にしたりするのだろうな。シニアカーに乗ってみたり、創意工夫が必要ってことだろう。

それにしても横たえている私の体がひどく重たかったので、もう少し軽くしたいと思った所存です!

 

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夏野菜を使って挽肉カレーを作った。お皿は昼間に雑貨屋さんで購入。400円。

彩りがあると食欲が増すので、揚げ野菜をトッピングしてみた。なかなか良い出来ではないだろうか。

「東京だったら、1000円くらいでいける!」

息子が甘い採点をしてくれたので嬉しかった。

 

移転したBOOKOFFに行くくらいには回復したので頑張って明日の仕事を乗りきろうと思う。

 

あなたの幸せを願うので私の幸せを願って下さいね。

 


pigment(s) - 夏の匂い(MUSIC VIDEO) - YouTube

今んとこはまあそんな感じなんだ


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夏は切なくなるし、汗っかきで肌が痒くなるからあんまり得意ではないのだけれど、夕方の雲は微妙な心情をうつしてくれているようで、なんだか目が離せなくなる。

美しいものを見て美しいと思えたら、それは少しだけ心が回復傾向にあるということ。


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夏期休暇は体もダルいし、やる気もおきなくて、とにかく体を横たえていたのだが、やっと野菜でも買いに行こうと思えたので農産物直売所へ向かった。赤い小さなバラが11本で200円で売っていたため買ってきた。幾重にも重なっているバラの造形をじっくり眺めるのも面白い。自然の産物はその時々によって、意図しない色や形を作るのでいつも新鮮で飽きることがない。

おそらくそれは、出会う数々の人にも当てはまるのだろう。


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数日間、料理を放棄したので野菜室にあった野菜を一部、捨てることになってしまった。そこまで料理をしなかったことはこの20年くらいなかったと思う。ごめんなさいと思いながら、野菜室を整理し、新たに購入した野菜を入れた。それから、それらの野菜を使って料理を始めた。冬瓜とオクラのスープ、焼きなす、冷奴にはオクラと青じそとみょうがを乗せて。たんぱく質が少なかったので茹でた鶏むね肉も添えた。卵の賞味期限が切れていたので、消費期限じゃないから火を通せばいける!と思い、だし巻き玉子に。ごはんは食べやすいように青じそ、ごま、刻んだ梅干しを混ぜて梅じそご飯にした。

昨日、娘が塾の10時間特訓4日間を終えたのだけど、夕飯は某弁当屋さんのお弁当が支給されており、野菜が少なかったので「野菜が食べたい」と思っていたらしい。私の作る食事は野菜中心なので、それを必要としてくれるのはとても嬉しい。

それぞれの個性ある野菜たちを使って、また楽しく料理できたら良いなと思う。

料理も健康じゃないとしんどいから、出来るだけ健やかに生きていたい。

 


サニーデイ・サービス「青春狂走曲」(Official Music Video) - YouTube

ハザード

夏期休暇、折り返し。

何をしようか考えていたけれど、体調が芳しくなく、ほとんど横になって過ごしている。行きたいところもあったし、やりたいこともあったなぁと頭では思っているけれど、体がまったくついてこない。最低限の洗濯と娘の塾送迎だけはこなし、ほとんどの家事も放棄した。料理も諦めた。買えばなんとかなるし、そもそも食欲がない。

ごろごろしているのだから本でも読もうと思ったが、頭も痛いので漫画くらいしか読めず。もう、すべてを諦めよう。

 

夜。娘を迎えに駅近くまで車を走らせる。三車線のいちばん左の道はハザードをつけた車が列になって並んでいた。何台もの車が光らせるハザードを眺めていたら、知らぬ間に涙が溢れていた。ハザードの数だけ誰かが誰かを待っていることを目の当たりにし、なんだか寂しくなったようだ。

いつも迎える側ばかりで、私も誰かに迎えてもらいたくなったのだと思う。

「心が寂しいのは体がしんどいから」

そう簡単に理由づけする方が生きやすい気がして、深く考えずたくさんのことを見なかったことにした。


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YouTubeを観ていたら、ペペロンチーノを作っている人がいたので、これくらいなら今の私でもできるかなと早速作ってみた。

鼻があまり効いておらず、にんにくの加減がわからなかったけれど、私の手はペペロンチーノの作り方を覚えているようで、頭とは別の生き物のようにどんどん動いていく。

出来上がったペペロンチーノを食べた息子は「いつもと同じ味でおいしい」と言った。

 


折坂悠太 - 朝顔 (Official Music Video) / Yuta Orisaka - Asagao - YouTube