バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

追いつめられて

先週、道路脇にパトカーが止まっていた。どうやら接触事故があったらしい。私は事故の現場をよく見かけるので、今年はいくつ遭遇したか数えようと思っていたけれど、もう幾つかわからなくなってしまった。ちなみに今朝もパトカーが止まっていた。

毎日、頭をフル回転している。8時過ぎには仕事を始めているのに、区切りの良いところまで仕事をすると19時くらいになっている。単純に量が多すぎてもはや笑うしかない。明らかに終わりが見えないので、優先順位を都度、変更しながらひとつひとつこなしている。一緒に働いているひとに処理の速度が速すぎると言われた。書類を作りながら電話を取り、投げかけられた質問に答えていたとき、「わては聖徳太子を目指してるわけちゃうで!」とブギウギのスズ子口調ツッコミを自らしていて末期だと思った。

仕事を終え、帰宅中の運転が心地よくて好きだ。運転は気持ち良いのだが、家についたとたん、家事モードになるため慌ただしくて落ち着かない。なぜか家では私の中のスズ子は出てこない。

 

2月に入ってからは3月2日に開催される「岐阜駅本の市」に参加するための文章を書いていた。この生活の中で書く時間を作ることはなかなか大変だった。けれど、この不安に飲み込まれそうなくらいピリピリした感情は久しぶりの体験だった。今はなんとかある程度は書けたのでホッとしている。あとは小さめのペーパー、もしくはフリーペーパーとして何か書こうかな。今月はひとつ書かなきゃいけないものがあるのでそろそろ取りかかろうとも思っている。まだ書いてはいないけれど、1ヶ月くらい頭の中でこねくり回していたので、なんとかなりそうな気がしている。


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岐阜駅本の市には栞も持っていくつもりなので、新たに切手を仕入れた。今回はハンガリーの切手が多かった。最近、ハンガリー出身の方とお知り合いになったのでそのご縁もあったのかもしれない。ハンガリーの切手はイラストが愛らしくて大好きだ。

 

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こちらは娘がバレンタインデーに友達に何かをあげたいと言ったので、私が作ったどんぐりケーキ。娘はラッピングをして友達にあげたらしい。レモンケーキ型を使用して作るのだが、なかなか上手く作れたし、何より美味しい。


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どんぐりのぼうし部分はクッキークランチとピスタチオの2種類で作ってみた。私はピスタチオの方が好み。

思ったより難しくなかったので、いずれ本の会にでも持っていこうと思う。

 

 

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上記にも書きましたが、『岐阜駅 本の市』に屋号「夕寝」で参加します。3月2日(土)のみ。

冊子と栞を販売しますので、お時間ありましたら遊びに来て下さい。

古書店さんなどもたくさんいらっしゃるので楽しいとはず!

近くなったらまた告知しますー。

 

 

 

星5つ

1月末に2年くらい一緒に働いていたパート勤務の方が退職した。退職理由を一言で表すならば人間関係ってやつである。今回退職された方をBさんとしよう。昨年、Aさんが退職されているのだが、AさんはBさんと折り合うことが出来ず退職した。Aさんが辞められたことにより、新しくCさんが入ったのだが、このCさんも癖が強く、今度はBさんがCさんに耐えられず辞めたのだった。

つまり、AさんはBさんに耐えられなかった。

BさんはCさんに耐えられなかった。

という、算数の応用問題にありそうなくらいごちゃごちゃしており、どうしてこうなった!なのである。

私は双方の言い分にも頷くところがあり、誰の肩も持てず、それらのトラブルで機能しづらくなった仕事を淡々とこなしていた。

人間関係が上手くいかなくなるのは仕方がないとは思うが、そのたびにまた1から教えることはなかなか大変な仕事である。

根気強くあろうと心に誓うが、私の場合はAさん、Bさん、Cさんのようにお気持ちを表明するようにした方が良い気もしている。

なぜなら、ほとんどの場合において、私は自分が我慢する方を選択するからだ。そうやって「自分が我慢して回ればいい」を繰り返しているうちに、体に異変が起きるのである。私の心よりも体は正直であり、体の異変は私に「休め」と伝えてくれる。体が警告を与えてくれたときは一旦ストップ。何も考えない日を導入する。それで、なんとか日々をやりくりしている。

 

仕事のストレスはその程度であるが、今は共同親権問題の方が心をざわつかせている。DVやモラハラなど肉体的、精神的にすり減った挙げ句に離婚をした人であるならば、この怖さがわかるのではないだろうか。私は家を出てから書類に相手の名を書くことがなかなか出来なかった。本人が目の前にいないのに名を書くことでフラッシュバックが起きてそこから進めないのだ。

今、ようやく手に入れた平穏な生活がまた脅かされようとしている。精神的にはもはや脅かされる。調停離婚のときに用意していた資料を弁護士に預けているが、保管期間もあるため、それ以後になると更に大変なことになると考えたり、私ができることは何かをずっと考えており、だんだん頭がおかしくなってきた。幸い、息子や娘が自己の考えを持って動ける子達なので、なんとか平穏そうな顔で生活を続けている。

今回、弁護士423人が共同親権反対との記事を見て、調べてみたら私の担当弁護士の名も連ねてあった。調停を申し立てるにあたり、近隣の弁護士を調べていき、この人方なら依頼したいと思った弁護士だった。裁判所の待合室で一緒にいるときはとても気さくで、重たい心を和らげてくれる方だった。あの方が反対して下さるのであれば、心強いし、何よりここから先、最悪な方へ転んでも、ともに進んでくれるのではないかと思えた。

子どもがいない方も、平穏な生活が送れている方も離婚後の共同親権が成り立たない可能性があり、この法案がどういったものか一度読んでみてほしい。そして、可能であれば反対署名をしてほしい。

逃げたことのある私からの願いです。

 

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こちらは退職されたBさんのために焼いたビスコッティ。

Bさんは私が作るビスコッティが好きで「お店で売っていたら買いたいくらい!」と言ってくれていたので、たくさんお渡しした。

余ったビスコッティは会社の皆さんに食べてもらった。夕方バイトの方から「星5つあげます」と言われたのだった。

柔らかで温かみのあるもの

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数ヶ月前の記憶が確かであるならば、例年より冬の訪れが遅かったはずなのだが、昨年とまったく同じ日に雪が降った。

移りゆく季節を肌で受け止める作業は切なくて、時折泣きそうになる。ふいに涙が溢れたら、きっと周りのひとは知らん顔してくれる。それが流れることであり、温かさだと思う。

***

今年が始まって1ヶ月も経っていないが、周囲の変化が忙しくて追いつけていない。去る者と訪れる者の顔色を見つつ、自身の身の置場を探している。できれば私の姿が少しでも柔らかく映っていてくれたらと願う。好かれたい気持ちは年々薄れていくのだが、周囲の人たちを不快にさせたくはないなあと思う。

空気のような存在でもいいくらいなのだが、どうやら私は騒がしいいきもののようなので、残念ながら空気にはなれそうもない。なので、私が目指す先は柔らかで温かみのあるものなのだ。

柔らかで温かみと言えば、ふくよかであればすでに願いが叶ってしまいそうだ。

そうだ、この体型はそのためにあるのだ。

自分を納得させつつ、温かいお茶を入れ、きんつばを頬張るのであった。

ごちそうさまでした。