バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

星が輝くとき

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寒さが身に染みるような季節の入り口に立ったようだ。

いまさらではないか。もう十分寒くなっていたではないか。そんなふうに思われるかもしれないが、こないだ夜の名古屋を歩いたとき、「あ、さむい」と実感したのだ。肌で感じる空気がひんやりして冷たいと思ったのだ。

私の日常はほぼ車で移動し、車の外へ出たとしてもお店か家の中といった感じで、しばらく夜の空気に触れながら街を歩くという行為をしていなかった。名古屋で夜の冷たさを感じたとき、同時にほんのちょっとの危機感が私を襲った。自分の足で歩かず、周囲を見渡す行為を怠っていると、すべての感覚が少しずつ鈍くなると感じたからだ。

車は便利でどこへ行くにもすいすい行けるし、暖房だってついてるし、雨にも濡れない。田舎住まいだと車はなくてはならないものだけど、慣れすぎちゃいけないんだ。時には土の上を踏み歩き、泥くささと草のにおいを嗅ぎ、澄んだ風に吹かれなくちゃいけない。

洗濯物を干す、ささいな時間が唯一の空気と触れ合う時間であったが、ここ数日は朝のバタバタに巻き込まれてまったく余裕がなかった。

夜。勝手口から外へ出てみると、頬にあたる空気はひんやり冷たかった。

だが、夜空に輝く無数の星を眺めることができた。

星が美しい季節ですね。

 

若い人々のにぎやかな仮装をみて、あれって若いうちだから楽しいんだよなって思った。若いうちしかできないこと。若いから勢いでできること。私にそのような勢いがあったのはだいぶ昔のことであるけれど、数年前に約束した青春ごっこの話は忘れてないんだ。何をするかっていると、ズボンが濡れることも気にせずに海の中へ入っていってパチャパチャ水をかけ合うっていう青春遊び。

馬鹿みたいだけど、光に照らされ、キラキラ光り輝く海のしぶきを思い浮かべるだけで、なんだかわくわくするのだ。

先ほど突然、その約束を思い出しちゃったけれど、ちょっと今は水が冷たすぎるし、冬の海に勢いよく入っていく姿が想像出来ないからやめておいた方がいいなって思った。

暖かい季節がやってきて、私もあなたもその約束を思い出せたなら、星が輝くような水の玉を弾かせてお互いにかけ合いましょう。

私はきっと手を抜きませんよ。

だから覚悟しといて。

 

 

 

2015.10.18 ~表ではなく裏を楽しむ。

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公園の草取りをした。

1度、除草剤をまいたようなのだが、それを乗り越えて生えてきた草を手でむしった。
この季節に草を抜けば、次に青々と生えてくるのは春がやってくる頃であろう。
春がくるまで、公園の地面はむき出しの「はだかんぼう」だ。
お腹を壊さないように地面には耐えぬいてもらいたいと思った。
わたしが草を抜いたので言える立場ではないとわかってはいるけれど。
 
 
昨年、PTA役員していたのだが、その仕事は自分が所属している地区の常任委員だった。常任委員の仕事として、学校からの通知以外に、地区で共有するべき事柄を度々一斉メールすることがあったのだが、今日「常任さんはメールの文も自分で考えているんでしょ?大変よね」と言われ、私は黙ってしまった。なぜなら、メールの文章を考えるのが大変だと思ったことがなかったのだ。それならばむしろ私は配信する方が面倒だと思っていたぐらいだ。そのことに気づかされ、「ああ、私は文章を書くのが好きだもんな」と再確認してしまった。だから今日も文章をを綴ることにする。
 
以前にも書いたような気がするが、私は私にしか書けない文章を書きたいと思っている。それは上手く書くとか技巧の話ではなく、私だから書けることを書きたいのだ。ブログに今までも色々なことを書いてきたが、私にしか書けない文章の代表格は日記に他ならない。今日がいかに平凡でつまらない日だとしても、その出来事を綴れるのは私だけであり、私にしか書けない。そこに感情も乗せればさらに唯一無二のものになるのだろう。
私は自分で書いた文章をしばらく経ってから読み返すことがあるのだが、それはその時々の自分の感情の変化が面白いからである。あの日はこう思った。この日はこんなに揺れている。自分という人間は外部からの刺激で揺れ、内部からの感情で潰されそうになるんだと面白いくらいよくわかるのだ。だが、それらが全て文章として綴られているかというとそうではない。その文章を書くにあたり、私があえて書かなかった背景や言葉が対になるようにいつもあって、それを思い出して楽しんでいるのだ。
 
しばらく前に読んだ五味太郎さんと江國香織さんの対談の中で、ちょうどそんな話をしている場面があった。絵でも文章でもすべてをかけるわけではないので、五味さんは読んだ文章や眺めた絵の中であえて描かれなかった部分がなにか、気になって仕方がないのだそうだ。これには思わず頷いてしまった。
この人がここに綴らなかった思いはなんだろう?
実はこれを言いたかったのではないだろうか?
想像して読むと表面の文章だけではわからなかった奥行きがわかったような気がして、なんだか楽しいのだ。もちろんそれは読み手の勝手な解釈であり、本来書き手が意図していないことかも知れない。それでも楽しむだけなら読み手の好きにさせてもらって良いんじゃないかと思っている。言葉に出して発言する際には慎重になるべきだろうけども。
 
毎日、色々な方のブログを読ませて頂いているのだが、表面だけの文章で終わってしまっているものがけっこうあるような気がしている。とか言って、私もたいしたことは書いていないのだけれど、それでも私は裏ストーリーをいつも一緒に心に綴っているのだ。
 
私の裏ストーリー、想像して楽しんでみてはいかがでしょうか?
そこまでする方は、時間に余裕のある方か、よっぽどなマニアの方でしょうけど!
 
 
 
 
 
「実はわたし、うさぎの皮をかぶった〇〇なのよ!」
※〇〇にはお好きな言葉を入れて下さい

 と書きましたところ、2つほど回答を頂きました。

1つは「鬼嫁」でもう1つは「バク」です。

ええ!どっちも正解ですよ!もっと答えがほしいので思いついた方は教えて下さーい☆

かわいいやつ希望!

 
 

 

どろんここぶた (ミセスこどもの本)

どろんここぶた (ミセスこどもの本)

 

 


 
 

わたしは「はてなブログ」を楽しんでいます

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はてなでブログを書き始めて2年強ってところですが、今日までとても楽しく過ごしております。

はてなブログを始めた当初は相互で読者登録をし、お互いの日記を読みあうのが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。今もそのような関係が続いている方もけっこういらっしゃいまして、写真やレシピ、お店の情報、日々の出来事を読ませて頂いてはふーん、あ、にやり、すごい!と頭をぐるぐる回しながら(振りながら)楽しんでおります。

最初に仲良くなった方々は、どちらかというとブックマークよりもコメント欄を使用される人が多く、その流れで私は今でもコメント欄はずっとウェルカム状態で開放しております。ブックマークでもコメントでも、私が書いた文章に対し、言葉をもらえることが私は嬉しくて嬉しくて仕方がありません。通知の赤丸がつくたび、ひゃっほぅ!と心の中で飛び跳ねたり転がったりしています。

最近の私のブログを書く楽しみは本や舞台などの感想を書いた際に、著者の方々に文章を読んで頂けることだったりします。ブログで感想を書く場合は、「面白いからみんなもみてよ!」と鼻息荒くオススメしているんですけど、それが作者の方まで届くってなかなかすごいんじゃないかと思うんですよね。数ヶ月前にもハイバイの舞台を観た感想を書いたら主宰である岩井秀人さんに読んで頂けたのでヒャッホゥ!って叫びました。ええ、ヒャッホゥ!と叫びましたよ、心の中で!!(たまに心の声が外にもれてこどもに不審がられるのはここだけの話です)

ちなみにその岩井秀人さんは現在公開中の映画「バクマン。」で先生役として出演されています。わたし、バクマン観たんですけど、岩井秀人さんが出たときに、流れ星にお願いしているみたいな感じで「この人に読んでもらったこの人に読んでもらったこの人に読んでもらった……!」を繰り返し唱えてしまいました。すごいですよね、私のブログを読んだ方がスクリーンにいるんですよ。あり得ます?うははは、あり得ちゃうんだな、これが!ブログって本当にすごいんですよ!

 

そんなわけで私がブログを楽しくやっていることに偽りはないのですが、今までに何事もなかったかと言えばそんなこともなく、多少気分が重くなるような言葉を頂いたことも何度かあります。ただ、気分が重くなる言葉をすべて見なかったことにしようとは全く思っておらず、むしろそこから私にとってプラスになる言葉をスーパーの袋に無造作にツッコむようにガツガツ拾い集めています。少しでも私のものになるのであれば拾わないのはもったいないですもん。そりゃ、ガツガツ拾いますよ!ここ、拾えないと損する気がするんですよねぇ。

んっと、まあ、そう言いましても、今までで一番大きかった言及はハックルさんからのものだったんですけど、私はそのハックルさんの言及記事を実は読んでないんですよね。だって、ハックルさんは言及記事を自身の有料メルマガで書かれていたんですもん。「有料」ですよ。有料ってあれですよね、読むハードルちょっとばっかし上がりますよね。私の記事に対する明らかな批判記事をお金出して読むって勢いがないとなかなか難しいですよね。

あのときの私にはそんな勢いがなかったというかヘタレというかチキンだったんで、結局読まずに過ぎ去ってしまいました・・・。

 

とかいって、今でもヘタレでチキンなところはまったく変わっていないので、あまり大きなことはせず、口をもごもごさせながら楽しくやっていけたらこんな面白いこと、ないんじゃないかなと思っております。

 

 

 

 

※今日の記事はこちらの記事を読んでから書きました。

 

orangestar.hatenadiary.jp