昨日、都内でちょっとブラブラする時間があったので「さて、何しよう?」と思っていたら息子が「エレベーターに乗りたい!!」と言ってきました。
それも建物指名で。きた。これ、きた。
自他ともに認めるエレベーターマニアの息子はyoutubeでエレベーターの動画を見たりしているので、どこのビルに何のエレベーターがあるとかめちゃくちゃ詳しいんです。
「あのさ、新宿にある紀伊国屋のエレベーターに乗りたいんだけど」
「紀伊国屋?本の?じゃあ、本店は新しくないからサザンテラスの方?」
「ううん。本店がいい」
「あそこのエレベーターって古くない?」
「それでも乗りたい。あ、言っておくけど、本店でも別館の方ね!」
・・・。
どこまでもマニアック。私、本店はたくさん行ってるけど別館行ったことないわーと思いつつ、とりあえず新宿へ向かうことに。
日曜日だったので新宿通りは歩行者天国。「今日は歩行者天国だから道路の真ん中歩けるよー」と息子と娘を誘い、どっかどっかと真ん中を歩いてみました。止まっている信号を見て「うわっ、初めて見た!」とか興奮している子ども達。どんなことも楽しめるって良いな~とか思っているうちに紀伊国屋へ到着。
息子は別館へダッシュで向かったので、私は娘と6階にある絵本・児童書売り場へ行きました。
ここの絵本売り場は久しぶり。床にこんがらがっちの迷路が描いてあったので、そこを辿って歩いてみました。大人ですけど、これはやってしまう。でも他にそんなことをしている大人はいなかったってのは内緒ですよ。
こちらで絵本を1冊購入。
ねばらねばなっとう: かえうたえほん (3さいからのユーモアえほん)
- 作者: 林木林,たかおゆうこ
- 出版社/メーカー: ひかりのくに
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 単行本
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これのご紹介はまた次回。
本当はもう1冊欲しかったのですが、荷物が重すぎるのでやめておきました。
もう1冊の欲しかった絵本はこれ。
かこさとしさんのむかしばなしシリーズが復刊されたようです。
内容ですが、アマゾンの説明にこう書かれています。
この<かこさとし むかしばなしの本>シリーズは、面白いむかしばなしの中に、“いわれのない不当な苦しさを強いられ、辛さの底に落とされたとき、どうすれば良いか、どう考え行動しなければならないか"を私たちに問いかける問題作です。
こう書かれたら読みたくなりますよね。
私はぱらぱらっとめくっただけですけど、良いなって思いましたよ。
その後、息子も合流し、次の目的地へ向かうため都営地下鉄に乗りました。
そこでもエレベーターを発見した息子。
「乗る!」と言うので皆で乗り込んだのですが、今までに見たことのないメーカーのエレベーターでした。
息子いわく「都営地下鉄は知らないメーカーのエレベーターが多いんだよね。コストの問題があるのかな・・」とかぶつぶつ言ってましたので、都営地下鉄に乗られる方はエレベーターのメーカーを見て回るのも面白いかも知れませんよー。
そうこうしているうちに次の目的地へ到着。某書店。ええ、また本屋だったりします。
今回の目的はここで働いている友人にドッキリを仕掛ける計画です。息子とともに。というか、息子はこの友人の事がとても好きなのでこの書店に入った時からずっとニヤニヤしっぱなしなんです。話が合うんでしょうね。(その友人と20歳ぐらい離れているのに話が合うってのは、息子がおっさんくさいか、友人が子どもっぽいかの2択だと思うんですけど、私はどちらも正解な気がして「こいつらなんだ?」といつも首を捻っています)
さてさて、ドッキリを仕掛けるにあたり、まず友人の現在地を把握しようと本棚の陰からそろりそろりと移動していたんですけど、なぜかあちらから友人が歩いてきてあっさりと見つかってしまいました。「タイミングが悪い。もっと何とかならなかったのか!」と私に言われちゃう友人。勝手に来られたのにとんだ災難。
ドッキリも仕掛けられず、そのまま何もしないで帰るというのもアレですので、私はバッグに入っていたサイリウムをおもむろに取り出し、チカチカと書店内で点らせてやりました。無駄な抵抗です。友人も止めませんでしたからね。さすがです。
その後、友人と少し話をしてたのですが「はなかっぱ」を知らないらしかったので「妖怪ウォッチだけ知っててもあかん!!」とガツンと言ってやりましたよ。はなかっぱはみんなのアイドルじゃないですか。書店員たるものはなかっぱぐらい知っておかねばいかんですばい。
大好きEテレ☆
そんなこんなで新幹線に乗り、やっと一息。
とても疲れていたのでウトウトしていたら息子と娘が何やら楽しそうにおしゃべりをしていました。
「何を話しているんだろう?」と聞き耳を立ててみると、
「ねえ、お兄ちゃん。あそこの家の屋根はどうして赤いの?教えても~んじゃ!」
「ああ、あれはね、梅干しが好きな人が住んでるからだよ」
「ねえ、お兄ちゃん。あそこの川はどうして広いの?教えても~んじゃ!」
「ああ、あれはね、狭いと台風が来た時にすぐあふれちゃうからだよ」
とかいうのを延々とやっておりました。
質問や回答よりも「教えても~んじゃ!」のインパクトだけが頭に残り「それって何?」と聞いてみたら「こないだはなかっぱでやってたよ。知らないの?」と言われてしまいました。
先ほど友人にはなかっぱを知らないのなんて~と言ったばかりなのに、私が子ども達からすぐにその言葉を投げられるなんて思いもしなかったです。
ぎゃふん!!