バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20200218

ふと気がついた。家にあるカレンダーのひとつが1月のままであることを。どんな気持ちでどんなかたちで生きたとしても時間は過ぎていく。

過去に置き去りにされたカレンダーが気の毒になって慌ててめくった。

2月があらわれた。

心と行動が一致せず、もやもやすることもあるし、弱気にもなるけれど、私は私を信じているので大丈夫です。

心配してくれたひと、ありがとう。

 

こどもの本の店、メリーゴーランドへ行ったら、可愛いバッグと目があった。これは完全に目が合っちゃった、どうしようかな、と一緒にいた娘に話したら「連れて帰ろう」と言われたので連れて帰って来た。

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りすが描かれたミニバッグ。ほっぺたを膨らませているのだから、冬ごもり前なのだろう。楽しいときを前にしてせっせっとたべものを集めるりすを想った。

私も今は「せっせっとたべものを集めるとき」かもしれない。

生きるのが不器用って言われるし、本当にそうだと思うけれど、暗闇の中を手探りしてでも何かはつかむ気持ちは忘れていないのよ。

 

アウシュヴィッツのタトゥー係

アウシュヴィッツのタトゥー係

 

アウシュヴィッツのタトゥー係」を読んだ。実話を元にしたフィクションとのことだが、非人道的扱いの描写が続き、生きることとは何なのかを考えた。重い内容ながら、読みやすかったため、一気に読んでしまった。

生きることは運も味方すること。それならば、今生きているだけで運が良いのではないだろうか。そう考えるのは楽天的すぎると思われても別にかまわない。

 

また、一喜一憂しながらゆっくりと呼吸していようと思う。

 

 

20200213

先日、ある占いサイトが目に留まったのでなんとなく家族の生年月日を入れて性格診断をしてみた。これが思った以上に当てはまっているような気がして、子ども達に話してみたら「これは当たってる!」と大笑いした。

例えば、娘の誕生日を入れたらこんな一文が出てきた。

自分も周囲も楽しませることが大好きですが、空腹になると機嫌が悪くなったり、何も考えられなくなります

食いしん坊の娘の行動そのままでびっくりした。

息子はこんな感じ。

情報収集が好きで、フットワークが軽く視野の広いタイプ。いろいろな事に興味があることは良いですが、その分自分がどこに向かいたいのか、わからなくなってしまったり、メンタルが弱くなってしまう事があります。部屋にガラクタや無駄な物が溜まりやすいので注意。

後半の「部屋にガラクタ~」が当たっていて、うちには息子が購入した呼び込み君があるくらいだ。呼び込み君ってなに?と思われるかもしれないが、スーパーで買い物をしていると聞こえてくる「ポポポポポ~ポポポポポ~♪」という音楽を流す機器である。息子はその他にもチンベル、カウンター(数取器)、お金を数えるときに使うエンゲルなども持っており、店でも始めるんかいな!といつもツッコんでいる。

さて、それでは私の性格はどう書かれているのかと楽しみに占ってみた。

しっかりした性格ですが、メンタルが弱く繊細な人です。古風な考えを持ち、知性があります。吸収力があり、無駄が嫌いな人でしょう。ストレスが溜まると肌に現れるので気を付けてください。守りに弱く突っ込まれると優柔不断で決断力に欠けます。

メンタルが弱い…やはり!

ストレスが溜まると肌に現れるってところも当たってる。

ちなみに私の母は「おっちょこちょい」と書いてあり、兄は「心が中学生のまま」と書いてあったので子ども達も笑っていた。だって本当だもの。

占いをすべて信じるわけではないけれど、時には自分を振り返るきっかけになったり、ただ単純に楽しめるツールとして用いるのは悪くないと思った。

 

メンタルが弱くなっちゃう私と息子を、食いしん坊で楽しませることが好きな娘が支えているのかもしれないな。

お互いの性格を理解し、補い合えれば楽しく暮らせることだろう。

誰かのできないことを責めるよりも建設的な考えだと思う。

 

 

 

 

20200209


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天気が良かったので洗濯物を干したあと、えっちらおっちら布団を抱えてベランダに干した。やや湿っぽくなった敷き布団もこれでからりとすることだろう。午前中は本を読んでいた。少し眠たくなったのでうたた寝をした。お昼ごはんを作って、アタック25のオープニングソングを元気よく歌い、やや子ども達に引かれながら、早押しの真似をして答えまくった。今日はわりと調子がよく、最終問題の元素まで当てることが出来た。そのあと、本を読んだ。眠くなったのでうたた寝をした。太陽のにおいを含んだ布団を部屋に運んだ。洗濯物をたたみ、タンスにしまってから、本を読んだ。夕飯の支度をして、食べてから本を読んだ。気がついたら、一歩も外に出ていなかった。

私は一日中家にいるのが得意ではなく、コンビニだけでも良いからとりあえず外に出たいと思うタイプなのだが、今日はなんだか家に居たかった。疲れていたのかもしれないし、単純に眠くて仕方なかったのかもしれない。

ただ、居たいと思える場所があることに安らぎと喜びを感じた。

部屋に私がだいぶ前にダイエットをしようと思い、購入したフラフープが立てかけてある。ぼんやりフラフープを眺めていると、くぐった先になにか違う世界があるような気がした。異次元への入り口があったら何が見えるのか想像し、フラフープをくぐってみた。

そこには白い壁があるだけだった。

当たり前すぎてフラフープを片手にふふっと笑った。

 

 

表紙が好みだったので借りてきた『コドモノセカイ』を読み終えた。子どもが題材の12篇の話が書かれた本なのだが、いちばん最後のエレン・クレイジャズが書いた「七人の司書の館」がとても良かった。例え、居心地が良くて守られている場所であっても知的好奇心は抑えられないし、また、それを満たさなければ自身の自由とは何かを考え続けてしまうだろう。

大きな海へ。飛び込んでやる。

 

 

コドモノセカイ

コドモノセカイ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/10/24
  • メディア: 単行本