今日の朝、ふと鉄棒に目を向けると
雨のしずくが今にも零れ落ちそうになりながら
たくさん鉄棒にしがみついていた。
左手の人差し指を水滴に近づけ、そっと触ってみる。
ゆっくり離すと指の上にぷくっと水滴が乗っかった。
指の腹を下に向け、水滴をまたぶら下げて見る。
今度は右手の人差し指を水滴に近づけ、そっと触ってみる。
また指の腹の上に水滴がぷくっと乗った。
うふふ。
子どもの時に何度もこんなことして遊んだな。
指の上に乗る水滴の感覚。
左右の指に水滴を移しているといつの間にか水滴が消えてしまうこと。
それは指に水が広がり、浸み込んだせいなのだと思う。
同じ指で水滴を取ろうとすると、キレイにぷくっとならないことを初めて知った。
だから今度は中指で水滴を受け取りにいく。
その次は薬指で・・。
そんな1人だけの遊びが 雨上がりの楽しみだった。
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