昨日、お寺の「はなまつり」がありました。
「はなまつり」はお釈迦様の誕生日を祝う行事のようです。
お釈迦様の誕生日は4月8日なので、旧暦である5月8日に祝うところもあるらしいです。というか、昨日は5月25日だからどっちでもないですね!
よくわかりませんが、何らかの事情があり昨日だったのでしょう・・。
そんな花祭りに何をしたかと言うと子ども達と白いぞうさんを引っ張りました。
こんなの。
ででででんっ!
仏教の知識がないので「なんで象さん?」とか思っちゃうんですけど、こんな理由があるらしいです。
「花まつり」では、白い象をつくって子供たちが引いたりもしますが、これはお釈迦さまのお母さんのマーヤ夫人が、白い象が胎内にはいる夢をみてお釈迦さまをみごもったという、その言い伝えにもとづいているんです。当時は白い象の夢は尊い方が生まれる「しるし」と信じられていました。
ふむふむ。
へぇ~としか言いようがないですね。
で、この象さんですが前に2本縄がありまして子ども達がえっちらおっちらとその縄を引いて近所を歩くわけです。
象さんを良く見て頂くとおわかりになるかと思いますが上にお釈迦様がいるんですね。道路ってたまに凸凹がひどい所があるじゃないですか。そこを通るとお釈迦様がめちゃくちゃ上下に動くんです。
お坊さんに聞いたら一応くっ付いているので大丈夫らしいんですけど、私が見た限りではかなりジャンピングしていて今にも跳んでいきそうなんです。ポッピンアイ並みにポーン!と跳ねていきそうなぐらいなんですよ!
おっと、ポッピンアイがわからないとか言わないで下さいね。せっかく名前を思い出したんですから。こんなのですよ。思い出したでしょ?遊んだでしょ?ポーンって跳ねるやつ。今もあるのかな?遊びたいけども。
そんでね、話を戻しますけど私はいつお釈迦様が飛んできてもキャッチできるようにフットワークを軽くすべく、反復横跳びをこっそりやりながら怪しげに歩いていたんです。
「そういえば私、反復横跳びが得意だったんだよなぁ・・・」なんて思い出して感傷に浸ったりしてたんです。
けれど、なんだかイマイチ体が乗り切れていなくて「おかしいなー」と思っていたんですが、その理由が自分の手を見た時にわかりました。
私の手にはお寺を出る時に「えこさん、これを持ってくれません?」とお坊さんの奥様から手渡されたものがあったからです。
これ。
なんていうんですかね、これ。ドラみたいなの。
「えこさんは歩きながら、これをカンカン!と叩いてくださいね」と頼まれたんです。
カンカン。ちょい休み。カンカン。ちょい休み。
すると、はしゃいだ高学年男子が「ちょっとそれ、叩かせてよー」とか言ってきたんです。「ちゃんとやるなら良いよー。やってみな」と渡すと、最初はニコニコしながら「カンカン」と叩くんですけど、3分もしないうちに「もう無理・・」と返してくるんです。
なぜなら、コイツ、めちゃくちゃ重いんです・・。
5㎏以上はあろうかと思われるコイツを持ち、もう片手に持った棒で叩く作業をずっと続けるのはなかなかの重労働。
それに加え、私は反復横跳びまでしてたんですからね・・・。
さすがの私も「こりゃ、アホやな・・」と思いまして反復横跳びは即座に止めました。
カンカン。
それからお寺に戻り、甘茶を飲み、人形劇なんて久しぶりにみて平和な一日を過ごしました。
そして今日、「肩が痛かったらどうしよう」と少し不安でしたが、ちっとも痛くなくて安心してボケーーッと過ごしています。
ま、まさか、明日痛くなるとかないわよね?そうよね?そうと言って!(笑)