
玄関にある靴箱の上に回ってきた回覧板が置いてあったので息子に「次の家に持って行ってー」と頼むと「いいよ!行く行く!」と嫌がるどころか張り切った声で答えたので「どうしたんだろう?変なもの食べたかしら?梅雨の時期って食中毒も多いし・・」と珍しく頭をフル回転させてみた私。
けど、そんな理由じゃなかった。
回覧板を回す次の家は先月に建ったばかりの新築の家だったので、息子はその家のインターホンの音が聞きたかったらしいのです。ピンポーン。ピンポーン。
帰ってきた息子に「インターホン、どうだった?」と尋ねると「パナソニックのまあまあのやつだった」とか答えやがりました。まあまあって失礼なっ!
でもインターホンに詳しい子どもってさすがにマニアックすぎる気がします。
ちなみに近所に何件かファミリーマートの入店音と同じ音がするインターホンの家があるのですが、それらは彼の頭の中にインプットされています。
マニアックと言えば、先日電車に乗った際、私と娘は席が空いていたのでちょこんと座席に座ったんです。息子がまだ立っておりましたので「どうしたの?座らないの?」と声をかけてみましたら「お母さん、2両目に行ってきていい?」と聞くのです。彼は突飛な行動をする子ではないので「良いよ。でも、なんで2両目なの?1両目なら運転手さん見たいとかでわかるんだけど……」と尋ねてみました。
すると息子はこう答えました。
「あのね、モーター音が聞きたいから !!」
・・・ほいほい。私は彼を止められないよ。
好きなだけモーター音とやらを聞いてきて下さいな。私にはその味わいがわからないのが悔しいけど。だけどさ、いつしか私も耳をそばだててモーター音を聞くようになるかも知れないからさ、その時はよろしくね。
エレベーターに乗れば乗ったで「あ、これは油圧式だね。ロープ式じゃないよ」とか言います。
「なんでわかるの?」「油圧式の方が動きが遅いもん」なんてとても弾んだ会話をし、フジテックがどうだとか三菱エレベーターがこうだとか話しております。
自動ドアがあれば「これはあの有名なナブコだね!」と言います。
「え?ナムコ??」
「…お母さん、ナブコも知らないの?ありえない。ナブテスコ、国内シェアNo.1だよ?」
「……」
という弾んで弾んで、スキップしちゃうような会話をしています。ええ、ちょいと私、バカにされています。。
息子はそんな情報の多くをインターネットから得ています。
私のiPadで調べていることが多いので、「自分のフォルダ作っていいよー」と言ってあげたらとても喜んでせっせっとブックマークを繰り返しています。
ここで、息子にオッケーをもらったので、彼のブックマークしているサイトをいくつかご紹介したいと思います。たぶん、この情報が知りたい人は少ないと思いますけどね!
《鉄道フォルダより》
《エレベーターフォルダより》
《自動ドアフォルダより》
寺岡オート・ドアシステム株式会社(自動ドアの導入・取替・リニューアル・リースや修理・点検・保守)
《レジフォルダより》
《その他》
食彩品館がゆく~スーパーマーケットと食の探訪: 「食彩品館がゆく」 トップページへようこそ。
適当にピックアップしましたが、こんなところでしょうかね。