エレベーターマニアな皆さん、こんにちは。
エレベーターマニアではない皆さんもこんにちは。
すでに2回ほど駅のエレベーター調査をして参りましたが、このたび、3回目の調査を致しましたのでご報告させて頂きます!
今回は「エレベーター好きの息子と都営大江戸線ホームに設置されているエレベーターをすべて調べてきました!」でお送りしたいと思います。
大江戸線はWikiの説明に沿いますと、東京都練馬区の光が丘駅と渋谷区の新宿駅を結ぶ放射部と、新宿駅から反時計回りに新宿区の都庁前駅に至る環状部から構成されています。簡単に言うと、お玉みたいな形で、柄の部分と丸い部分があるってことです。
建設までの経緯を読むと、色々あったような感じですが、少しずつ延伸して今の形になったようです。
(詳しくはこちらを 都営地下鉄大江戸線 - Wikipedia)
大江戸線は全部で38駅あります。
今回、調査するにあたり、以下のようなルールを設けました。
・駅番号01の新宿西口をスタート地点とし、駅番号順に進んでいくこと
今回も息子がすべて撮影しました。
気持ちが入り過ぎているところはブレているかも知れません。
では、新宿西口からスタートです!
新宿西口(E-01)
メーカー:KONE(コネ)
機種:不明
KONEはフィンランドに本部を置く、世界で4番目に大きいエレベーターの会社です。東芝エレベータと提携しているため、メンテナンスは東芝が請け負っています。
こちらのエレベーターはインジケータの変わり方が面白いです。
東新宿(E-02)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
KONEという会社のエレベーターは珍しいと思ったのに2連続でした。
このエレベーターの到着音は音程が高のような気がしました。
2コネ。
若松河田(E-03)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
3コネ。
牛込柳町(E-04)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
4コネ。
牛込神楽坂(E-05)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
最初は「珍しい!」と思ったKONEに若干飽き始めます。
5コネ。
飯田橋(E-06)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
6コネ。
春日(E-07)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略しますが、以下の張り紙の理由からお湯が沸いたような「ピー」という音がしました。
この、エレベーター調査の駅名をすべて息子に書いてもらったのですが、この駅が「オードリー」になっていたため、先ほど慌てて直しました。一瞬、「?」となりましたが……。
7コネ。
本郷三丁目(E-08)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
8コネ。
上野御徒町(E-09)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
そろそろ違うメーカーのエレベーターに乗りたくなってきました。
9コネ。
新御徒町(E-10)
<改札階行>
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
10コネ。
<つくばエクスプレス乗り換え>
メーカー:日本エレベーター製造
機種:SC309
スクリュー式のエレベーターのため、音がうるさく、速度が遅いのが特徴です。
日本エレベーター製造の新しい機種は高い声なのですが、こちらは低め(落ち着いた)音声です。また、SC309の乗り場のボタンは2種類あるのですが、これは屋外用ボタン(防水加工)になっているようです。
このエレベーターはSC309の中でも珍しく到着音がついていました。
やっと、KONE以外のエレベーターに乗れて嬉しかったです。
蔵前(E-11)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
11コネ。
両国(E-12)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
12コネ。
森下(E-13)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略しますが、他の駅のKONEとは音声案内が違いました。
13コネ。
清澄白河(E-14)
ホームが2つありましたが、どちらも新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
14コネ。15コネ。
門前仲町(E-15)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略しますが、この駅のエレベーターはKONEなのに日立ビルシステムの禁煙シールが貼ってありました。
16コネ。
月島(E-16)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
17コネ。
勝どき(E-17)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
18コネ。
築地市場(E-18)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
19コネ。
汐留(E-19)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
20コネ。
さすがに20もコネますと、もしかしたら、最後までコネるのではなかろうかという不安を抱き始めました。
大門(E-20)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
21コネ。
赤羽橋(E-21)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
22コネ。
麻布十番(E-22)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
23コネ。
六本木(E-23)
<改札階行>
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
24コネ。
<両国方面ホーム行>
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
25コネ。
青山一丁目(E-24)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
26コネ。
国立競技場(E-25)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
27コネ。
代々木(E-26)
新宿西口駅と同じエレベーターのため、説明を省略します。
28コネ。
新宿(E-27)
メーカー:冨士エレベーター工業
機種:不明
やっとコネコネから抜けて冨士エレベーターに乗れました。
このエレベーターの特徴は銀座にある奥野ビルで使われているエレベーターと同じボタンです。(奥野ビルのエレベーターは新日本商工です)
(参考:地下鉄博物館と奥野ビルの手動開閉式エレベーターに乗った話。+α - バンビのあくび)
その他の中小メーカーでもこのボタンが使用されている場合があります。
音声が鼻詰まりのような声でした。
都庁前(E-28)
<新宿西口方面ホーム>
メーカー:中央エレベーター工業
機種:不明
中央エレベーター工業のエレベーターもあまり見かけませんが、上野にある国立国会図書館国際子ども図書館にあるエレベーターと同じ機種だと思われます。
油圧式のため、速度が遅いです。
息子は乗った瞬間に、油のにおいで油圧式と判断していました。
<光が丘方面ホーム>
新宿西口方面ホームと同じエレベーターでしたので、説明は省略します
西新宿五丁目(E-29)
メーカー:中央エレベーター工業
機種:不明
都庁前と同様、中央エレベーター工業の油圧式エレベーターです。
メーカー:冨士エレベーター工業
機種:不明
新宿駅と同様、冨士エレベーターですが、こちらの音声は鼻づまりではありませんでした。
東中野(E-31)
メーカー:東洋ハイドロエレベーター
機種:不明
東洋ハイドロエレベーターも珍しいです。
興味深かったのは、行き先階が近づくにつれ、インジケータに表示される緑の量が変わります。
B4では回数表示、左側の緑が満タン。
昇っていくにつれ、緑が減っていきます。
B1で緑がなくなります。
逆に降るときは緑表示が増えていきます。
このエレベーターも油圧式だと思います。
東洋ハイドロエレベータ -Toyo Hydro Elevator
中井(E-32)
メーカー:DAIKO
機種:不明
DAIKOも珍しいエレベーターです。名古屋地下鉄東山線の高畑駅にもあります。
これは油圧式エレベーターです。
息子が言うには、都庁前などにある中央エレベーターとボタンが一緒なのではないか?とのことです。違いは車椅子ボタンが中央エレベーターはボタンの中にマークが表示され青色なのに対し、DAIKOは車椅子マークとボタンが別で白色となっています。
http://daiko-s.co.jp/catalog/index.html
落合南長崎(E-33)
メーカー:DAIKO
機種:不明
中井駅と同じエレベーターのため説明は省略します
新江古田(E-34)
メーカー:DAIKO
機種:不明
中井駅と同じエレベーターのため説明は省略します
練馬(E-35)
メーカー:オーチス
機種:スペッククレセス
油圧式のエレベーターです。オーチスは閉じめボタンを押すと、段差調整をしてからドアが閉まるのが特徴です。
名古屋地下鉄名城線、久屋大通駅も同じような特徴がありました(久屋大通はスペック60)
豊島園(E-36)
メーカー:日立
機種:ビルエースクオリティ80II
油圧式のエレベーターです。ボタンを押すとボタンの横のランプが点灯します。
練馬春日町(E-37)
メーカー:フジテック
機種:エクセルダイン
油圧式のエレベーターだと思われます。ボタンを押すとボタン左上のランプが点灯します。開閉ボタンはランプがありません。
光が丘(E-38)
メーカー:オーチス
機種:スペッククレセス
練馬駅と同じエレベーターのため、説明は省略します
***
以上、大江戸線の全駅調査を致しました。
大江戸線の中でも一番最初開通した区間(光が丘ー練馬間)は代表的なメーカーが多く、二番目に開通した区間(都庁前まで)は、シェアの低いメーカーが多かったです。
最後に開通した区間はほぼすべてKONEという結果でした。
珍しいメーカーが多かったため、機種がわからないものが多かったです。
(わかる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい)
大江戸線に設置されていたエレベーターは全部で42基でした。
内訳はKONE28基、中央エレベーター3基、DAIKO3基、冨士エレベーター2基、オーチス2基、日本エレベーター製造1基、東洋ハイドロ1基、日立1基、フジテック1基となります。
今回はコネコネ続きに疲れも出ましたが、楽しく終えることができました。
また、どこかのエレベーターを調査できたらと思っています!
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