こんにちは。
今回も短歌の目に参加致します。
第3回「短歌の目」5月のお題および投稿作品一覧です - はてな題詠「短歌の目」
回を重ねるごとに難しく感じるのはわたしだけでしょうか?
連休で刺激を受けてぱーんと弾けた後ですので、いつも以上にゆるりと詠みました。
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1. うぐいす
ワンピース纏う私を包み込む 木々からもれる うぐいすの声
2. 窓
真四角の窓がいくつもならんでいた怪しくもあり虚しくもあり
3. 並ぶ
知らぬ間に ふたり並ぶ肩の位置 子猫ぐらいの 余白がうまれた
4. 水
天と地のすき間をワタシ漂うのだって私は水母ですもの
5. 海
海水を舐めちゃだめだと言われたが これは私の涙の味だ
6. かめ
キミを待つ揺れる心をひた隠し 光を仰いでカメラをのぞく
7. 発情
かえりみち あちらこちらでネコがなくあらあら、今は 発情期かしら
8. こい
「ついてこい」キミはわたしにそう言った そんなの勝手だ 夢だよそんなの
9. 茜さす
すべりだい 滑るきみの横顔に 茜さすとき 泡が弾けた
10. 虹
まっしろなわたしのこころは虹色の貝殻にぎり海を泳いだ
引用スター頂けると嬉しいです☆