バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

届いてほしい人に届けたい ~様々なことが紐でつながっているように見えた日

ブログを書いている理由は皆さんだいたい100個ぐらいあるのではないかと思っているのですが、私はその理由の1つに「本や舞台などの感想を書いた際に、稀に著者の方に文章を読んで頂けるときがあり、それがとっても嬉しいから」というのが挙げられます。

自分が見て、読んで、触れて、感じたことを誰かに聞いて欲しくて、熱量だけを持った文章を届けることは私の喜びですらあります。

 

先日、このような記事を書きました。

bambi-eco1020.hatenablog.com

こちらは「飛ぶ教室」を読み、素晴らしいと感動したために書いた文章です。

この本は金原瑞人さんの編集号だったのですが、なんと金原さんが私の記事を読んで下さり、しかもご自身のブログで紹介までして下さったのです。

blog.kanehara.jp

ビックリして金魚のように口をぱくぱくさせてしまいました。

届いてほしい人に、ちゃんと届いたんだなと思って、とてもうれしくなった。

金原さんが書かれたこの一文に私も嬉しくなりました。

 

「届いてほしい人に届く」というのは嬉しいもので、実は私のブログからもさらに枝のように広がって届いているのです。

 

uni-ya.hatenablog.com

mount-hayashi.hatenablog.com

 

あの記事には言及が2件ありまして、うにさんとおふみさんも飛ぶ教室44号を読んで下さいました。

大きな話題ではないかも知れないけれど、届いてほしい人に届けられるように、私はまたブログを書いていきたいとあらためて思ったのです。

今回メールを下さり、金原さんへこの記事の存在を伝えて下さった歌人の藤本玲未さんには感謝しております。藤本さんの短歌から感じたこともご本人に伝えることができて嬉しかったです。

 

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さて、金原さんと言えば、先月、名古屋の七五書店でフリー冊子「BOOKMARK」を頂いてきました。

金原瑞人オフィシャルホームページ BOOKMARK

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手のひらサイズの可愛らしいこちらの冊子の編集に金原さんは携われています。

最新号はファンタジーの特集でした。

私はファンタジーは詳しくないので、ページをめくるたびにどれもこれも読んでみたくなってしまったので、先日図書館で借りてきたのです。

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 図書館でちょうど海外の児童文学賞を獲った本がまとめられおり、その中にBOOKMARKに載っていた『怪物はささやく』が置いてあったのです。なんというグッドタイミング!こちらはカーネギー賞を受賞しているようですので期待大ですね。これから読みますよー。それからBOOKMARKとは関係がないんですけど前から読もうと思っていた『八月の暑さのなかで』というホラー短編集も借りてきました。金原さんの訳ですし、こちらも楽しみです!

 

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私の生活の中で関連性のなかったものが実は隣合わせで、気づかなかったけれど、ほんの少しずつ重なりあっていたのかも知れないと今日は考えていました。

娘が「あんまり得意じゃない子と同じクラスになっちゃったんだけど、話してみたら思ったより良い子だった」と笑いながら言っていたのを聞いて裏が表になることだってあるよなって思いました。

メンコのようにひっくり返る。

落ちた分だけ笑えるのかも知れない。

希望は誰にも邪魔されない私だけの希望ですから。

 

 

 

オーロラのお針子 (新鋭短歌シリーズ13)

オーロラのお針子 (新鋭短歌シリーズ13)

 

 

 

怪物はささやく

怪物はささやく

 

 

 

八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

 

 

 

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