今日は娘の登校日だった。娘ではなく私がそのことを気にしすぎてしまったようで、いつもより30分くらい早く目覚めた。早く目覚めた分、家事に余裕ができたので、いつもは適当に適当を重ねたのり弁のような自分のお弁当が、幕の内弁当みたいな仕上がりになった。
10分程度しか取ることのできないお昼の時間が、なんだかちょっとだけ楽しかった。自分で作ったお弁当でも楽しめるもんだなぁ。だからって毎回早起きができるかって言うとそういうわけにもいかない。だって眠るのが大好きだから。
学校から再開についてのメールがきたり、個人的な用事で電話やメールがきたり。仕事はそれなりに段取りよく進めていたところに横から仕事を挟まれてあっぷっぷ。そんなときは、深呼吸をして目を瞑る。そして『働きマン』の松方弘子になったつもりでとにかく集中する。これでわりとなんとかなっちゃっている。周りには仕事が早いと言われる。早いとほめられるより、その集中力をほめてもらいたい気がした。
段取りがすべてと思いながらいつも仕事をしている。10件処理すべきことがあったら、軽くすべてに目を通し、優先順位と関連性のあるものをまとめてから始める。そうすると頭の中であっちへ行ったり、こっちへ行ったり、ふらふらしなくて良いので進めやすい。
料理にも同じようなことが言える。料理は食べる時間、またはごはんが炊ける時間を考えて進める。主菜、副菜、汁物が出来上がったと同時にご飯が炊ける音楽が流れてくると「今日は段取りが良かった!」と自分をほめている。さらに、洗い物もある程度片付いていると満点である。誰も見ていないと思うし、自己満足だけどちょっとだけ良い気分になれる。
自粛が緩やかに解除されているようで、グラウンドからバットにボールが当たった音がする。楽しそうな笑い声も聞こえる。
近いうちにマスクをはずしたあなたの顔が見られるかもしれないね。
希望的観測。