日曜日の昼。
ひとりになる時間ができたので、何をしようか考えていたら、急な腹痛とともに体調が悪くなってしまい、結局、眠って過ごした。
体を休めることも大事なので、これはこれで良かったのだと思いたい。
ごろごろしているだけだったので『イエスタディをうたって』を観始めた。私が知らずに過ごしてきてしまった事柄の心情を想像し、手のひらに感触が残っているくらい鮮明な痛みを思い出した。愛ってなんだろう。前もそんなことを考えた気がする。
ふと、こないだ見かけた、どなたかのツイートを思い出した。
はじめてのデートで映画を観に行ったら、相手がエンドロールまでみる人だったから、つきあいたいと思った。
確か、そのようなことが書かれていた。
私はエンドロールまで観ないと落ち着かない。エンドロールを観ているのは、余韻に浸ることでもあるけれど、観た映画が良いものであるほど、すぐには現実世界に戻れないからだ。あの瞬間の気持ちを抱えたまま、立ち上がることはできない。
留まる思いとこれから現実に進む思いの狭間にある特別な時間。あの時間を得るために、また頑張ろうと思える。
先日、文房具屋さんでかわいいレターセットを見つけた。活版印刷のレターセット。デザインがシンプルで色合いがやさしい。封筒が大きめのため、使い勝手も良さそうなので、ひとつずつ増やそうと思っている。
おだやかな暮らし。
皆さんが想像するおだやかな暮らしってどんなものですか?