娘の手荒れが酷かったので、皮膚科へ行った。初診だったため、17時前に受付をすませて、一旦帰宅。
診察が出来たのは20時だった。その皮膚科は診察時間を18時30分までとしているが、
患者が多いと大変だなぁと思った。
ずっと誰かを相手にしながら、20時過ぎても笑顔で対応している精神力には頭が下がる。
医師にも隣の薬局でも「遅い時間なのにありがとうございます」と思わず声をかけた。
最近、日暮れの空が美しく、見るのが楽しみだ。
「お母さん、アレはなんの虫の声?」
娘に聞かれて耳を澄ませたら、どう考えても鳥と思われる鳴き声がしてきた。
でも何の鳥かはわからない。
子どもの頃、夕焼け小焼けがスピーカーから流れてきたら帰る合図だった。
今も私の地元では夕焼け小焼けが流れているのだろうか。
夕焼け小焼けが流れる頃、空が鳥の動きで慌ただしくなるのが不思議だった。
鳥も音を聞いているのかなと思った。
一緒に遊んでいた皆と別れて、とことこ帰路についている時間は何とも言えない大事な時間だった。
「もう少し遊びたかったから、ちょっぴりさびしいな」
「晩ごはんなんだろうな、たのしみだな」
幼かった私の気持ちは、自分の居場所が明らかに守られた環境であることを信じて疑わなかった。
私は子ども達が気を抜ける存在でありたい。
子どもの生活も大変だからさぁ、笑って「くだらねぇ!」って言える場所でありたいよ。
waterslider / penguin noise - YouTube
たまにウォータースライダーを聴きたくなる。
ぼくに出来ることから始めてみる。