最近、映画をよく観ている。
以前は田舎だからアレもやってない、コレもやってない、などと、観たい映画が上映されないことを嘆いていたが、よくよく探してみると、なにやら面白そうな映画が県内のどこか一ヶ所で上映されていたりする。
そのため、映画タイトルから上映館を探すことだけにとどまらず、上映館から映画を探すようになってしまった。
沼。これは沼。ドロドロの。
佐藤二朗、原作監督脚本の『はるヲうるひと』を観た。内容はタイトルから察することができると思うが、ガチガチのR15+指定だった。
日に二度、本土から連絡船がやってくる置屋が点在した島の話なのだが、佐藤二朗が狂気すぎてめちゃくちゃこわかった。山田孝之はこういうちょっと汚い感じが似合いすぎる。仲里依紗の演技の凄さは言わずもがな。私が今回すごい!と思ったのは坂井真紀。私の中の坂井真紀がだいぶ昔で止まっていたので、衝撃だった。
人の恨みや悲しみ、背負いきれない重荷の数々に心をえぐられそうになったけれど、観て良かったかも?と今は思っている。これ、佐藤二朗も怖いけど、私は佐藤二朗の妻が怖いと思ってるよ。夫の仕事ぐらい知ってるよね?その中であの表情って……。
気になる方は心を整えてから観るが吉。
えぐいシーンが苦手な方は観ないが吉。
自分の心をコントロールしていかなくちゃね。(自戒)
日々、不安との格闘。
期日までに養育費は振り込まれない。
私のことを散々罵ったひとは公の決まり事を守れないひとであったようだ。
そこはほんの少し信じてたのにな。
それも甘いのかもしれないけど、信じていたいじゃない。
だって私の可愛い子ども達の親なのだから。