バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

赤と青

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「OnigiriAction」というプロジェクトがあり、おにぎりの写真を投稿すると、アフリカやアジアの子どもたちに学校給食が5食分提供されるらしい。何もやらないよりはやった方がいいと思ったので、何度かおにぎりの写真を投稿している。これは天かすと枝豆とおにぎり。塩昆布を入れたり、チーズを入れるレシピも見かけるし、おそらくそれも美味しいと思うが、ウチは全体的に薄味を好むようなので、これでちょうどいい。

先日、卯の花を作ったところ「卯の花は学校給食で人気なかったよ。卯の花ってなに?って子もいたし、食べたことがないみたい」と娘に言われた。和食は作ってみると手の込んだものが多いこともあるし、いわゆる見映えも地味だし、あんまり作らない人も多いのかもしれない。私も忙しいとパスタやオムライスなど一品でなんとかなる料理を作りがちなので、人のことは言えない。でも、時間のあるときに白和えや豚汁、きんぴらごぼうなどを作って食べるととても安心する。洋食がエアコンだとすると、和食はなんだか火鉢みたいにじわじわ温かくなるような気がする。あと、和食は食後に胃がもたれることが少なく、口の中もさわやかだ。洋食も好きなのだけど、特に外食した際に味が残りすぎてなんだか口の中が居心地悪く、ずっと「むっ」って顔をしてしまうことがある。そういう意味では、好みの味つけができるので、自分で作るごはんは好きだ。

 

心が穏やかになれないので、夜の散歩をした。ひんやりとした空気の中をひたすら進んで行く。人気のない道路にある自動販売機が場違いなほど明るくて眩しかった。f:id:bambi_eco1020:20231110232505j:image

信号が青になったときと、赤になったときで町の色合いがかわる。青の方が穏やかな気がするのは幼い頃から青は「すすめ」と教わってきたからであろうか。図解では静脈が青、動脈が赤で示されることが多く、赤は躍動的で力強い印象を受ける。

私の肌の色には青い服よりも赤い服の方が似合うらしい。性格的にも躍動的で力強く、いわゆる明朗活発なのかもしれないが、ときには青く佇んでいたい。私が青く居たいとき、赤を望まれると疲れてしまうし、そこでムリをすると体と心の距離が遠くなる。

今、自分が何色であるかを確認しながら、散歩を続けたいのだ。

 


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