バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

あいちトリエンナーレ2013〜愛知芸術文化センター

あいちトリエンナーレへ行きました。
http://aichitriennale.jp/

3年に1回のこのイベント。
前回も行きたかったのですが、当時娘は3歳で色々回るのは大変かな?と思い断念しました。
今回は行く前から「たくさん歩くから覚悟せよ!」と子どもに言い聞かせてからいざ出発!

最初にメイン会場である愛知県芸術文化センターへ。

まずは10階から。
子ども達はなんだかわからぬまま私に連れて来られましたが、
最初に観たソン・ドンの作品で「わーっ」と心を掴まれたっぽかったです。
古い家具を利用したアート。
古い机の上を階段のように上ってあるいたりたくさんの鏡に自分を映してみたり・・面白かったです。

次に観たコーネリア・パーカー。
暗くなった部屋に入った時、壁に映し出された金管楽器のシルエットに目を奪われました。
普通に「ああ、きれいだな」って。
良く見たら環状にプレスされた金管楽器が吊るされておりました。
ぺちゃんこの楽器はなんだか可哀想で、生きてなくて無機質っぽい。
子どもがいたので早々に次に行きましたが1人だったら、もう少し眺めていたかも知れません。

そんな感じで、いくつか作品を眺めながら歩いていると・・
「おおっ、これちょっと欲しい!」と思ったのがこちら。


カメのシャンデリアかわいいー。家にほしいー(笑)

下のビラビラ(?)部分をアップで見るとこんな感じでニッコリしてます。

よだれ出そう・・(笑)

これはヤノベケンジ『太陽の結婚式』の一部です。
おそらく参列者用と思われるイスひとつひとつに動物がいてかわいいのですよ。

カエル好きはやっぱりコレ。

私が見つける前に「お母さん、カエルもいるよ♪」と娘が教えてくれました。ははっ。。

続いてハン・フェン。

今回のトリエンナーレのテーマは「揺れる台地」
浮遊する都市はそれを現しているのでしょうか。。
娘はどこでかわいいポーズを覚えてくるのかもナゾです。。

この後、アーノウト・ミックの『ダンボールの壁』を観ました。
映像作品の前にはゆらゆらとダンボールの壁。
映像は311の避難所を再現したようなもの。
薄いダンボールでお隣さんと仕切られ、疲れ切った被災者に
土下座して謝る東電のような方々。罵るような人もいた。
この映像、最後まで観るとダンボールを積み上げて塔にするらしいのですが
そこまでゆっくり観られない子連れの身ですので先を急ぎます。
(でも、最後まで観たかった)

8階へ移動し、キッズトリエンナーレへ。
子どもが自由な発想で遊べる「きおくのへや」
色んな所に新聞紙が貼り付けられた上をペイントしていきます。

基本の白をもらい、スポイトで着色できるようになっていたため、
スポイトを使いたい娘が不思議な色にしてました(笑)
まあ、なんでもアリですから。いいんです。

そして、8階の展示の方へ。
入ってすぐの所に、ブーンスィ・タントロンシン『スーパーバーバラ世界を救う』の≪呼吸装置≫が流れててしばらく観ちゃいました。面白い。
呼吸装置って名前だったのはRespiratorです。空気入れてケタケタ・・!

娘が「疲れたー」と言い出したので、娘をちょっと休憩させ、また展示を観ました。

ソ・ミンジョンの発砲スチロールの作品は動きがあるのに、なんだか虚しくて記憶に残ってます。

あとフィリップ・ラメット。
なんだか面白いですね。アナログなやり方で実際に形にしてるのがすごい。
フィリップ・ラメットの作品のまとめがあったので良かったら。
http://matome.naver.jp/odai/2128504019709366001
本当に努力と根性と力技ですね。
私もこんなことに労力を費やしたい!

ほう。疲れた。とりあえず愛知芸術文化センター編おしまい。
次回は長者町、納屋町編になる予定(予定は未定)