バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2月が始まったんだ

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息子が友達に電話をしていた。

明日、義母と息子とその友達の3人で電車に乗る約束をしていたのだけど、昨日、親戚が亡くなったため都合が悪くなったと伝えるためだ。
「なあ、明日行けなくなったから」
おそらく電話の向こうで友達は「なんで?」と聞いたのであろう。
「うん。だから行けなくなったから」
 
・・・なんだか思わず笑ってしまった。
 
息子が電話を切った後、「あのさぁ、正当な理由があるんだからそれを伝えたら?なにその彼女に一方的に別れを告げる彼氏みたいなやつ」と言ったら「例えの意味がわからん。」と冷たい目を私に向けながら言われました・・・。
そんな2月の始まりこんにちは。
 
昨日、広報で必要な原稿を学校に取りに行った。担当教諭の顔がわからなかったので、念のため息子を連れて。原稿を受け取り職員室のドアを閉め玄関へ向かう途中で息子が「その原稿を持ちたい」と言ってきた。持たせるのは別に構わないのだが、大事な原稿なのでこう言った。
 
「持ってもいいけど、そこには夢と希望がたくさん詰まっているから絶対に落とさないでね」
「なに?それ」
「いや、あのね、その原稿の半分は6年生の『将来の夢』だから。汚すなってことじゃ!」
「ああ、そういうことね。ほいほーい」
 
なんとも返事が軽い!(笑)
 
毎年3学期に発行する広報誌に6年生の将来の夢を載せている。私はそれを読むのが好きでけっこう楽しみにしている。「この先の未来に夢を持つっていいよなぁ」と思いながら顔も知らない子の夢を一時だけ一緒に追いかける。サッカー選手やパティシエ、先生などが並ぶ中で「漁師」なんて見つけちゃったりすると、嬉しくなってしまうのだ。きっとこの子の身近に漁師がいて、その背中を追っているのだろうなと勝手に想像し始め、私の頭の中でとてもデカイ話になっている。
そんなさ、幸せな想像はいくらしても良いと思うんだよね。例え現実が全く違っていたとしても。
 
 
これを書いている今、テレビでたかじんの「そこまで逝って委員会」が放送されている。この毒が効いたタイトルに出来るのもたかじんだからであろう。
私も自分が去る時は泣かれるより笑い飛ばされる方がいいなって思った。
「そういえば、えこたんってこんな場面で変なこと言ってたよねー」とそんな記憶が残るぐらいが望ましい。
子ども達に対しては特にそう思っているから、日々の発言がおかしくなるんだ。そうだ。そうに違いない。
 
だから言葉が足りなければまた言うよね。
「なにその彼女に一方的に別れを告げる彼氏みたいなやつは」って。
 


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