朝ドラで女の子が夏休みの最後の日に宿題を溜めてしまい、途方にくれる場面があった。その後、遊びにきた友達が手伝ってくれることになったが、それを見た父親役のオダギリジョーが「娘は友達に恵まれている」と言った。
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時々、娘や息子が友達のことを話してくれたり、遊びに行く様子を見て、胸がいっぱいになり泣きそうになっている。
数年前離婚したことで今住んでいる場所は縁もゆかりもない場所になってしまった。学生時代からの友達など1人もおらず、親戚もいない地で生活するのは大変心細く、実家の近くに引っ越すことも考えたりした。けれど、それは私だけの思いであるので、一緒に暮らす子ども達の気持ちに耳を傾けた。そして、今の場所で暮らしている。
私が離婚したことで子ども達の心が不安定になることを想像することは容易いことだった。そんなときに子ども達を支えてくれ、一緒に笑ってくれる友達の存在がとても有難かった。
娘が友達と買い物へ行き、サイゼリヤで食事をし、ガチャを回した話を聞くのは楽しい。友達の家でクリスマス会をして、なぜか全員でソーラン節を踊った話は笑い転げた。
洋服に興味がなく、全身真っ黒コーディネートだった息子がアパレルの仕事をしている友達に全身コーディネートしてもらった話に驚き、後日購入した服を着た息子に「いいね！めちゃくちゃいいね！」って声をかける喜びはどう表現して良いかわからない。
それらの出来事はたくさんの選択をし、いつもその答えが正しかったか不安になる私に「間違いじゃないよ」って言ってくれてるみたいだと思う。
私に直接「間違いじゃないよ」って声をかけてくれる人がいなくても、当たり前のように過ぎ去る日常の中で小さな喜びを探し出すことができるから、私は前を向き、進んでいけるのだと思う。
がんばれ、わたし。
まだまだできるよ。
レモンクッキーを焼いた。粉砂糖をレモン汁で溶き、クッキーの表面につける。乾かないうちにレモンの皮をトッピング。見た目が可愛らしいうえに美味しいので、とても気に入った。
娘に感想を聞いたら「これは、今までの中でトップ！一番おいしい」と言った。
そのことを息子に伝えたら「いつも今回が一番おいしいって言ってるよねー」って笑っていた。
