バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

だから先に眠りたい

タイトルに「魔女」とつくだけで手に取りたくなるのはなぜだろう?

魔女というか魔法への憧れかな?魔女っ子メグちゃんもサリーちゃんもクリィーミーマミも好きだったし。魔法が使えたらいいなと言う想いは未だ消えていない。

この本を読んだ。 

魔女からの贈り物 (児童図書館・文学の部屋)

魔女からの贈り物 (児童図書館・文学の部屋)

  • 作者: ジェニーニモ,ポールハワード,Jenny Nimmo,Paul Howard,佐藤見果夢
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 紹介しているブログを観て読んで見たくなり、図書館の書庫から出してもらった。

結末はハッピーエンドだけれども、途中の描写が子どもには怖いかも?

吹雪の日にテオとドディーの家にお婆さんがやってくる。お母さんはこんな日に老婆が一人で歩けないだろうと家に泊めてあげることにする。テオは前に近所のお爺さんから「ひどい天気の時に魔女がやってくる」と聞いていたため、お婆さんが魔女ではないかと疑いながら過ごす・・っていう感じのお話。

疑い出すとちょっとした仕草でもそう見えてくるから不思議。時計の音もあられが窓に当たる音も想像力があればあるほどゾクっとなる。う…ん、でもなんか足りない感じがして残念だと思った。

テオが少し臆病なお兄ちゃんでドディーが好奇心旺盛な妹という設定がウチの子達とかぶっていたため、違う意味で楽しめた。

テオとドディーが同じ部屋で寝ているけど、ドディーが先に寝てテオがなかなか寝付けないって感じもウチと同じだ!と思った。カツオとワカメも同じ部屋で寝ているけど、どっちの方が起きてるかな?と考えたらカツオだなと。兄の方が起きてるんだね、きっと。

そういえば私も幼い時は兄と同じ部屋で寝ていたけど、私の方が先に眠っていたかもしれないと思った。

母親には寝ていると見せかけて、2人で布団にもぐり懐中電灯を照らしながらマンガ読んだりもしていた。明るい時に読むのとは違って楽しいのよ、これが!2人だけの秘密というのもポイントが高くて、寝る前にアイコンタクトで「今日、読む?どうする?」みたいな会話をするのも楽しみだった。結局、知らぬ間に寝てしまっているから、マンガの内容はあんまり覚えてない。

ほとんどなかったけど、私が寝付けず兄が先に寝てしまうととても心細く闇がとても恐怖に感じた。だからほんの少し枕を兄の方に寄せて寝ていた。内緒だけどね。

 

夜中にふと目を覚ました時、娘が私に寄り添うように寝ていることがある。次の日に聞いてみると「風が強くてね、窓がガタガタいってこわかったの」と。

怖い時は寄り添える人にもたれかかれば良いってそう思ったんだ。

 

できるだけ先に眠りたい。その方が怖くないから。



advantage Lucy - Red bicycle - YouTube

 

 でもね、最近は子どもの寝顔を見ながら眠るのも怖くないなって思っている。

幸せにさえ思える寝顔ってすごいなぁ。。