
私から見た息子という人は興味があることへの探求は惜しまず、いつも顔が笑っていて、どちらかと言うと大人しい部類で、物事を円滑に進めるためならば自分が多少苦労しても良いと思っていて、わりと周りをみて動けるタイプの子だという認識でいます。
それに 対して娘は、下の子のせいか息子に比べたら少々ワガママで、良くも悪くも頑固な負けず嫌いで、可愛い物が大好きで、しっかりしているかと思いきやけっこう大雑把で、それなのにすぐに不安になっちゃう、そんな子だと思っています。
「きょうだい」として見た時に、娘の方が自己主張が強いため、私は学校でも娘はシャキシャキやっているのだとずっと思っていました。
保育園に通っていた時は面倒見の良いお姉さんタイプでクラスを引っ張っていたという事も伺っていましたしね。
けれど、こないだ親子レクのため、学校近くの施設に凧作りへ行った際の娘の行動を見ていたら「あれ?この子は家にいる時と違ってかなり自分を抑えて学校生活をしているのかも知れない」と思ったのです。
親子レクの時の娘は私に甘えてくるのでわかりづらい部分はありましたが、様子を見ているとクラスで目立って動くタイプではなさそうだなと言うのがなんとなく伝わってきました。
娘に「学校の休み時間は何をして過ごしているの?」と尋ねてみると、「いつも本を読んでいるの」と答えました。
家でも本は良く読んでいますが、ジッとしていないことも多いため、休み時間は外で遊んでいるのだろうなと勝手に思っていたものですから少々驚きました。
同時に「ああ、娘は内弁慶タイプなのかも知れないなぁ」とその時に思ったのです。
息子は逆に、学校では意見などを言ったり、積極的に先生の手伝いをしたりと家での「のほほんふわふわ~」とは違う顔を見せているようです。
家での顔と外での顔。
2人ともどこかで使い分けているんだなと思いましたし、私が子ども達の「外での顔」を知ることはなかなか難しいのですが、そういった機会に他の子との関わりを見ながら知っていくことは必要かなと思いました。
いずれにせよ、「家が一番安心できるところ」と思っていてほしいです。
昨日、学校から子どもSOSの電話番号が書かれた紙を子ども達がもらってきましたが、早々にごみ箱行きとなっていました。
それを見てあの時のコトを思い出し、とても嬉しくなったのです。
あの時のコトはこちらです。

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