バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2015.3.29 〜パタパタと繋がっていく

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朝から雨ふり。

 
今日は息子の担任だった林先生の結婚式だった。挙式と披露宴の間に、子ども達も参加出来るとの手紙を頂いていたので私達も行って来た。チャペルから純白のドレスで出てきた林先生は見たことのない笑顔だった。子ども達の前でも笑ったり、怒ったりと表情の豊かな方だとは思っていたけれど、今日の笑顔は違っていた。幸せが溢れ出ている笑顔だった。
子ども達はいつもと違う先生の様子にキャーキャー騒ぎ、冷やかし、とても楽しそうだった。打ち合わせた訳でもないのに、ほとんどの子が林先生への手紙を書いていたようで、その辺りからも先生の人柄が伺えると思った。
ウェディングドレス姿の先生に積極的に話しかける子、ひたすら写真を撮る子、性格が出ていて興味深かった。息子は先生の横の方でただ静かににこにこと立っているだけだった。
 
 
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以前、よく行っていたパン屋さんへ寄った。移転したため、なかなか行けずにいたのだ。購入したパンをかじったら以前と変わらず美味しかった。子ども達はプレッツェルが好きなようだ。クルミが入っていて適度な硬さがあり、はぐはぐ噛んでいるとじんわり味が染み出てくる。私がハードなパンが好きなせいか、子ども達も「噛めば噛むほど美味しいよね!」と言っている。
美味しいパンを食べるのは幸せなこと。また買いに行こう。
 
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小冊子『kalas』を読んだ。
三重県津市にあるカラスブックスが発行している素敵な、翼の生えた小冊子。
 
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いつも可愛いカラスの栞がついてくる。カァカァ。
 
今号の『あたたかなドミノ』が良かった。
 
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昨年行われたブックイベント「ホンツヅキ」が開催に至るまでのことや、イベントを通して知り合った地域で働く人々のこと。皆がこの地で何が出来るかを模索して形にすること。動き出すこと。
1つ1つが、1人1人の思いが、パタパタと次の人へ伝っていく。それが「あたたかなドミノ」なんだと思った。
正直なところ、あの本の催しが誰かの役に立ったとは思えないが、ここ数年来、自分に課せられていた宿題が果たせたような気がして肩の荷が下りた。
「誰かの役に立ったとは思えないが…」と書かれていたけれど、少なくとも私の役には立ちました。ありがとうございます。
 
新しいものを見ること、触れることは周りの人に取って意味のないことに映ることもある。自分でもそう感じることもある。けれど、一見、意味のないことに映る行動をすることで、知らぬ間に人としての深みが増すこともあるのではないかと思う。
自分自身についてはとりあえずおいておくが、私が大好きな友人達から伝わってくるものはそう言ったモノの積み重ねである気がするのだ。
料理にスパイスを入れるように、何かわからない隠し味は私に様々な刺激を与えてくれる。
 
 
「深みと温かみ」を人から人へドミノのようにパタパタとつないで行けたらそんな嬉しいことはない。
 
 
結婚式での幸せもまた参加した人の中へパタパタと入り込んでいったのだと私は思っている。
 
 
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