Eテレで放送された「青春舞台2015」をみた。
最強のお姉ちゃんが今年の高校演劇のヒロインに!大分豊府、悲願の全国制覇! | ゲキ部! -Official Site-
あらすじや総評はこちらのサイトを参考にして頂ければ良いと思うが、誰が観ても楽しいと思える素晴らしいコメディだった。私は3回観たのだが、そのうち1回を息子もちらちら観ていて、知らぬ間に引き込まれていた。ダイソンに勝るとも劣らない半端ない吸引力である。
導入部が入りづらい舞台もある中で、「うさみくんの〜」は最初から面白くてダチョウ倶楽部並みのつかみはOK!状態であった。それぞれのキャラが立っており、お姉ちゃんのアンパンマン感が程よく、溝呂木くんの異質な動きも周りの役者に固められ上手く機能していた。
アンパンマンマーチに頼り過ぎではないか?との意見もあるようだが、アンパンマンマーチの歌詞の素晴しさは以前より度々持ち上がる話なので誰もが周知のことと思うし、それをお姉ちゃん役の子にどう当てはめ、生かすかは脚本の成すところなのであろうと感じた。
個人的には溝呂木くんのことを名を呼ばないまでも、特定できる状態でキモい扱いをし、くすくす笑うクラスメイトの女の子が痛く突き刺さった。あれはぽこんぽこんと地味なパンチのようでいて、継続されるとかなりのダメージを負うやつだ。当の女の子達は相手を傷つけることまで考えが及ばず、遊びの延長線上であるため、かえって質が悪い。現にこの舞台の中でも指摘された女の子達は面倒くさそうに不貞腐れて帰って行った。
リアルですよね。何処にもいつの時代にもいましたよね。そういう子。
日常の風景を切り取ったような舞台であったが、当たり前の日常って幾つもの層が積み重なっていて1つ1つクローズアップするとわりと面白いのかも知れないと思った。
そういうのを忘れないために、ちょこちょこっと日記を書くのは有効な気がして、3日ほど日記を書いてみた。今日、書かなかったら立派な三日坊主で終わる可能性もあるがそれはそれで良しとしよう。
そういえば、なぜこどもはアンパンマンにはまるのか?というのが少し前に賑わっていて、私も考えてみたが結局答えは出なかった。よって、答えがないという答えで私の中では落ち着いた。
写真のアンパンマンの指人形は子ども達が幼かった頃に、母がプレゼントしてくれたものだ。フレーベル館のものなのだが、おもちゃ屋さんでの販売はなく、 幼稚園や保育園向けに販売されていたらしい。それぞれのキャラクターの表情がはっきりしていて可愛らしいし、SLマンに乗っているのもなんだか良い。先ほど確認したら、ジャムおじさんが何処かへ旅に出かけているようだ。ジャムおじさんがいないと、アンパンマンの新しい顔が作れないので、ちょっと行方を探してみたいと思う。
ついでに私の明日も探してこよう。