バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

風の強い五月の水曜日の午後

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ハムスターがホイールをからから回すように何事もからからスムーズに進めばいいのだけれど、そうもいかない時が多々あって、水分がなくなったように心がだんだん干からびてくる。

からから。

進行方向がどこなのかわからず、まるでミラーハウスに入って迷ってしまった時のようだ。どこに手をついても行く先がわからず、目に映るのは焦りまくってひどい顔をした自分だけ。

ひやひや。

「それなら一度目を瞑って、心の目で見てみましょう」なんて歯が浮くようなことを思いつつ、首をぐるっと回したら、オレンジ色が目に飛び込んできた。

 

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昨年、古書も置いてある某カフェで購入したピチカート・ファイヴのソングブック。その昔、ピチカートばかり聞いている時代があった私は思わず手に取ってぱらぱら眺めたのだった。おいくらかしら?と値段を見ると100円だった。これは買うしかない。紙でできたケースはややくたびれていたけれど、ケースから本を出してみるとピシッとしていた。古本らしく楽譜のページの中央がやや傷んでいるけれど、眺めるぶんには支障がない。

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私は音楽が好きだけれど、楽器を鳴らせないため、楽譜として使うのは少々難しいけれど、眺めているだけでも本当に楽しい。

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「悲しい歌」好き。

Triste - Pizzicato Five

 

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各曲に書かれているコメントがいい。

優しい木曜日=pizzicato five

 

 

 Amazonでみたら、ビックリする値段がついていた。

100円で買えるようなものではなかったのかも知れないけれど、これもめぐり合わせと思い、大事にしようと思う。