久しぶりに本屋さんへ行った。
息子が毎号読んでいる「鉄道ジャーナル」を購入してから行ってなかったと思うのでおそらく1ヶ月ぶりくらいだと思う。売り場には新しい鉄道ジャーナルが置かれていた。
欲しい本はたくさんあったはずなのに、妙に興奮してしまい、何を買ったらいいかわからなくなってしまった。遊園地に連れていってもらった子どもが、テンションだけ高く、どのアトラクションにするか迷い続けてなかなか選べないのと一緒で、「本屋さん」が如何に私にとってわくわくする場所であるのかを突きつけられてしまった。
あと数回行かないと、本をゆっくり選べそうにない。
本屋さんへ行っただけで満足してしまうなんて我ながらお気楽でよろしい。
掃除、洗濯の他にお風呂の防カビくん煙剤もした。それから、使っているブラシやスポンジが古くなってきたので交換した。
あとは音楽を聴いたり、本を読んだり。
数日前に紗穂さんへメールしたのだが、昼頃に返信があった。個人的な話をつらつら書かせてもらえる相手がいることが何より嬉しい。時々、身近な人に感じてしまい、私がやり取りしているのは本当に寺尾紗穂さんなのだろうかと思うことがある。
もはや、違うと言われてもかまわない。私の話を受け取って聞いてくれるひとは大事なひとに代わりないのだから。
この大変な時期に引っ越しされて大変だっただろうことを言葉にして伝えたら、返信メールの最後には新しい住所が書かれていた。
また、メールではなくアナログなお手紙を書こう。
言葉にして誰かに届けたいことがある。
相手が受け取れなくても伝えたいことがある。
紗穂さんがインタビューで「"たよりないもの"という言葉にはいろんなものが当てはめられる」と言っていた。平穏な日常が予想しない出来事によって、すぐに崩れてしまうのも頼りないもののひとつ、だと。