バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

暑い夏の日に公園を散歩した。

ほとんど人のいない公園を歩いた。太陽が燦々と照りつけ、芝の上ではしゅぷしゅぷきらきらしたスプリンクラーの水が光っていた。咲き終えたバラの下には汗をふきながら手入れをしている人の姿があった。

この暑い日にグラスハウス(温室のような建物)の中に入ろうと思う人は皆無なようで、行ってみると誰もおらず、代わりに華やかなスイレンが咲いていた。

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スイレンのはなびらはシャキッと胸を張っているようで清々しく思えた。これくらい潔く咲けるこころを育てていきたいと思えた。

グラスハウスをあとにして、ひたすら公園内を歩き続けた。額からじわじわ汗がふきだし、目に入るようになったのでハンカチで汗を拭った。最近は車での移動ばかりだし、家でもエアコンをつけることが多いため、吹き出すような汗を感じることが少なくなった。無理をしない程度に私のからだの機能を使いたいと思った。

喉が乾いたので自販機で天然水サイダーを買い、ベンチで休憩。

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木陰でも涼しいとは言い難いが、暑さを和らげてくれて心地よかった。遠くに見える山のラインが鮮明で夏っぽかった。喉をしゅわしゅわが通り抜けるのを楽しみながら、ぼやっと景色を眺めていた。ふと、腕を眺めると蟻が這っていた。足元に目を向けると、たくさんの蟻が忙しなく動いていた。蟻が忙しそうなとき、いつも何かを運んでいるのではないかと思い、探してしまうクセがあるのだが、この日の蟻はカナブンを運んでいた。

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自然の摂理。流れ。

私は人に流されることはあんまり経験がないのだが、雄大な自然の中では吹き飛ばされるくらい流れに身を任せて生きているのだと思う。

 

私は頑なな人間で不器用だと自覚している。表現も上手くないし、勘違いされることもたくさん経験してきた。

たくさん経験してきたからこそ、これからはもっと子どもの頃のようにシンプルな表現で私が私らしいと思える中で生きていきたい。

好きなものは好きという。

優しさや気遣いを感じたらありがとうという。

まずはそこから。

 

そして、負の感情を原動力にはせず、ベクトル変換して私の力にしていく。

 

 


https://youtu.be/i-6tgfBdhsE