久しぶりに農産物直売所へ行った。寒いせいか、思ったより空いていてスムーズに買い物できた。
野菜の他にヒペリカムを買った。
ヒペリカムは形と色が好みなので、時々購入している。柔らかい色が部屋に彩りを与えるのに、主張しすぎないところがたまらない。私は一生懸命になると、一呼吸してから話しすことができず、思ったことを口にしてしまうので、ヒペリカムくらい柔らかくいたい。
まずは耳を傾けること。
私の言葉はそれほど主張するものではないことも多いのだから。
スーパーに寄ってから帰宅。
音楽を聴いたり、動画を観たり、本を読んだりする。
今、読んでいる本は表紙が可愛らしかったので、手に取ったのだが、文体が得意ではなくなかなか苦戦している。話は軽いのだけど、馴染めないというか、こんな気持ちになるのが久しぶりすぎて「あ、私にも苦手な文体があったのか!」と驚いたりしている。発見だ。
2月5日から、奈良の大和郡山にある「とほん」で栞展がはじまる。先日、レターパックで送り、店主から届いたとの連絡を頂いた。誰かの手に渡ることが出来たら嬉しいなぁとドキドキわくわくしている。
今日の夕ごはん。
山菜おこわを作った。昨年末、地元産のもち米を買ってから、おこわが作りたくて仕方なかったのだ。
私が小学生の頃、通っていた教会の裏に和菓子屋さんがあった。和菓子屋さんには赤飯と山菜おこわのおにぎりが売られていた。私はそれが大好きで、母によく買ってもらっていたのだった。
あのときのことを思いだし、山菜おこわを食べたら、笑っている幼い自分の姿が浮かんできた。