バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20230330

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空気が柔らかいと感じることがある。

からだのまわりに透明な何かがあって、包まれているような心地良さ。

いま、それを感じている。

 

今日、職場を去るひとはお酒が好きなので、お花ではなく、おつまみになりそうなものを購入して渡すことにした。いつ渡そうかなと思っていたら、職場の別の人が「こんなんで悪いけど!」と去るひとにビールを渡したので、ここぞとばかりにおつまみを渡した。どんだけ飲むイメージなの?とその人は笑った。ビールとおつまみが揃うファインプレーにわたし達も笑った。

ある意味、常に変化している職場なので、もはやちょっとやそっとのことでは驚くことがない。まったく名誉なことではないけれど、これだけの出来事を越えてきたことは、揺るがないこころを育んだと言えるかも知れない。

苦しくて苦しくてやめたいと思ったこともある。けれど、今は適度に肩の力を抜き、私ができる範囲で頑張ることにしたので何とかなっている。

 

私を大事にできなければ、何も大事にできないとやっとやっと思えるようになってきた。

時々、私の心にすんでいるひとに話しかける。

元気ですか?

無理していませんか?

オーバーワークはいけませんよ。

 

春風を感じ、急に誰かに手紙が書きたいなと思っていたところに、友人からメッセージが届いた。短い文章と、動画と楽しそうに笑っている写真が添えられていた。

友人と最後に会ったのは離婚前なので、もう3、4年会っていないことになる。あの頃はすべてが苦しくて自分が存在する意味もわからなくて辛かった記憶しかない。

一緒に飲んだ友人のひとりと地下鉄の駅へ向かいながら、ぽつりぽつりと苦しい胸の内を話した。その人は駅でさよならをするときにとても自然にハグをしてくれた。なんだか自然すぎてポカンとしてしまったけれど、感情のままに動いたことが伝わってきて嬉しかった。人のぬくもりが優しかった。

私も誰かに温かさを与えられるひとになろう。

 

その気持ちを思い出した。

 

 


青森県立美術館 / haruka nakamura 「PIANO inspired by minä perhonen」 - YouTube