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バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

バレーボールをしていました〜高校編~その4

時は過ぎ、また春がやって来て私は高校2年生になった。
 
新1年生も入部し、より一層部活に励んだ。
 
私の1コ上の先輩は背があまり高くない人が多かったため、アタッカーではなくリベロの取り合いが熾烈であった。いつもその熱い光景を「すごいな」と眺めていたのだが、新1年生は背が高い子が何人かいたため私も引き締めてやらねばいかぬ!と思ったのである。
 
そう言えば、私は入学してからこの1年間で10kg近く痩せた。
 
元々、高校受験でぬくぬくと太っていたと言うのもあったが、それぐらいずっと動き続けていたのだろう。たくさん動くと食事が喉を通らなくなるタイプと言うのもあったかも知れない。
頭では「食べなくちゃ!」と思うのだけれど、疲れ過ぎた体はお腹を空くことも忘れるらしい。食べられるモノだけをもそもそと食べ、そしてコーラを喉を鳴らしながら飲むのだ。なんであの時はあんなにコーラが飲めたんだろう?と笑っちゃうぐらいゴクゴク飲めた。炭酸のシュワシュワが喉を通る瞬間が最高に気持ち良かった。
 
6月に3年生の引退試合にあたる公式戦があった。
その頃の私はタロー先輩と半々ぐらいで試合に出る感じだった。レギュラーを取ったとまでは行かぬ状態ではあったけど、確実に出場する時間は増えていたと思う。それは実力が上がったからなのか、または次の新チームになった場合を見越してなのかは最後までわからなかった。
 
この試合、県大会2回戦で負けた。そして3年生は引退していった。
授業中は寝てばかりの私が、ちょっとだけ目を覚ましている休み時間にちまちまと折った鶴。
それが先輩の首にかけられて整然と同じ方向を向いていたんだ。
 
***
 
3年生が引退し、気持ちを新たに部活へ取り組むこととなり、まずは部長(キャプテン)を決めることから始まった。
M女子高バレー部の部長決めは引退したばかりの3年生を含めての投票制で、それに基づいて最終的に先生が決めると言うことになっていた。
私は中学の時にあんな形で部長をやることになった経緯もあったので、今回は申し訳ないが部長をやりたくなかった。だが、こちらに来そうな空気も何となく感じていたので、セコセコと先輩層の票が他の子へ行くように根回しをしていたのである。
 
「いや、体力ないですし重荷過ぎますって。更に痩せちゃいますよ、うへへ」
 
って。こういうところがセコイよなぁと自分で思う(笑)
だけど、やっと願っていたポジションになった訳だし、プレーのことだけを考えたかったのだ。
 
結局、部長は部内一可愛くて少し天然の入っているカスミになったので良かったと思う。彼女なら上手くやるのだろうと思った。*1
 
さあ、皆で頑張って行きましょうか!という気持ちになっていた矢先、1年生の半分ぐらいが集団で退部するという出来事があった。ある人の態度が気に入らないコトから始まり、不満で爆発した結果のようだった。私はそういう話から最も遠い位置(ただの部活バカ)だったので詳しくは知らない。
でもまあ、なるようにしかならないよなぁ…と思い、残ってくれた1年生と共に皆で動き出したのだ。
 
 
***
 
ウチの学校は敷地内に合宿棟があった。
和室があるため、通常は茶道部、華道部、箏曲部などが利用しているが、夏は主に運動部が交代で合宿をしていた。
その夏も私達は合宿棟で5泊6日の合宿をした。
 
朝、6時起床ですぐに掃除。掃除を終えると朝練をこなす。
その後、朝食。朝からガッツリとした肉が登場したりして「…ムリ。」と友達にあげることも多かった。
午前中練習、昼食、午後も練習。昼食後、少しの休憩時間もあるが洗濯をしたり雑用をしているとあっという間に終わった。夏の体育館は蒸し風呂のようでとても暑いため、ネットをかけるポールにしがみついている子もいた(冷たくて気持ちいい〜ってw)
そして夕食を食べて夜練。夜練や朝練はそこまでキツくはないのだけれど、私達の1日のヤマはこの後にもやってくるのである…。
 
練習後、時間を分けてお風呂へ入り(時間が短いからかなりカオスな雰囲気です。説明は省略!)布団が敷いてある大広間へ。
 
さあ、「おやすみ〜」となればそんな嬉しいことはないのだが、ここからは「勉強の時間」が待っているのである。
私達の合宿は毎日、勉強する時間も組み込まれていたのだ。これが、天国でもあり地獄でもあった。
天国なのは、昼間に保護者が差し入れをしてくれたモノを食べられること。果物とかスイーツとか。
時間が遅いから太るよーとかそんなことを言ってはいけない。(まあ、実際レギュラー以外の子で「合宿があると太る!」と言ってた子もいたけれど)
地獄なのは睡魔との戦いだった。昼にそんだけ動いてこの時間が眠いのは当たり前だろう!と思う。けれど、「最低限の勉強も出来なければ部活をしても意味がない」と言うO先生の考えもあり、ウトウトしながら勉強していたのを覚えている。私の場合、実際、身になったかはわからないが精神的には鍛えられたと思っている。
 
合宿でいつも笑い話になるのが、みんなの寝言だった。みんな部活にどっぷり浸かっているので夢の中でも部活をしているのである。
 
「先輩、ナイスサーブです!」
「もう1本、こい!」
 
真夜中でも私達は賑やかだった。
 
 
そんな私達は秋に新人戦にあたる公式戦を控えていた。
 
 
次回。バレーボールをしていました〜高校編〜その5。お楽しみに〜♪
あれ?あの高校と当たっちゃうの??
 
 
 
 

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*1:どれくらい可愛いかと言うと文化祭のねるとん(お見合いパーティーみたいなの)の司会をカスミがやっていたら男子生徒が「この人が良いです!!」と言って収拾がつかなかったぐらいw