バンビのあくび

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桑名が舞台の地方創生ムービー『クハナ!』をみました!

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秦建日子初監督作品の映画『クハナ!』を観た。

この映画は「地方創生ムービー2.0」と銘打ち、今までの町おこし作品とは一線を画す映画となっている。町おこし映画と言うと、地元だけで盛り上がるケースがほとんどだが、見たら現地に行きたくなる映画を作り地域を活性化させたいとの思いがこの映画には詰まっているのだ。

kuhana.jp

 

「クハナ!」の舞台は三重県桑名市。以下はあらすじ。

西田真珠は、三重県桑名市に住む小学6年生の女の子。真珠の通う小学校は、町の人口減少や少子化のせいで廃校が決まっていて、そのせいか毎日の生活にいまひとつ張り合いがない。

そんな時、元々はプロのジャズプレイヤーという先生が新しく赴任してきて、真珠たちは小学校生活の最後にジャズのビッグバンドをやることになった…。

ストーリー的にはわかりやすい、というかわかりやすすぎる展開だ。だけれども、なぜか惹きつけらる魅力があった。

大人が深刻になっている中で、こども達はこどもなりに色々考えているわけだが、それでも底抜けに明るいこどもは輝いて「ええぃ!なるようになるさ!」という気持ちにさせられた。私が抱えている闇も少しだけ晴れた気がした。スカッとした青い空のようだった。

全体を通して派手さはないのだが、どこにでもある町、どこにでもいそうな子、飾らない空気が桑名の皆さんと一緒に作り上げた温かさとともに伝わってきた。

演奏シーンは思ったより少ないのだけれど、音楽って良いなってあらためて思えた。

クハナ!バンドのメンバーは主役の子以外、すべて愛知か三重県の子というのも良かった。桑名弁だった。「ないわー」を連発する子、極度のあがり症の子(この子が特に可愛かった!佐々木千惺ちゃんて言うらしい)、今時ファッションの子、みんな可愛かった。あと、チームしゃちほこの咲良菜緒ちゃんが「私はCカップなの!」っていうセリフがあって実際はどうなのか調べたくなってしまった。(ただのバカ)

そして、誰より「お、こんなに可愛いかったっけ!」と思ったのが磯山さやかさんだった。いや、磯山さやかさんは前からかわいいと思ってたし、好きだったけど、この映画のバツイチ出戻り役がとってもかわいかった!

いいなー、かわいいなーってずっと思ってました。

 

私が訪れたことのある九華公園に始まり、桑名の様々な地が映し出される映画は桑名という土地を知っている人なら更に楽しめることだろう。

 

 

現在、東海地区先行上映となっているので、全国上映はこれからです。

笑いあり、温かさもあり、みんなが気持ちよく見ることのできる映画です。

こどもも楽しめる映画なので親子でみるのも良いかもしれませんね☆

 

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「クハナ!」についてもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

予想を超える化学反応。自分の街がもっともっと好きになる地方創生ムービー2.0というもの。 |三重県に暮らす・旅する日刊WEBマガジン-OTONAMIE(オトナミエ)

 

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