バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

もう 止まらない

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心がざわざわする平日の日々を新しい感情で塗り替える週末。


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映画『ファーザー』を観た。https://thefather.jp/

詳しくはリンク先を読んで頂ければ。

上手く説明ができないけれど凄かった。

認知症になった父親の主観的視点でストーリーが進行するため、父親が混乱すれば観ている私も混乱する。時間軸、人の記憶、すべてが曖昧な中で生きることは、常に不安を抱えることになる。人に強く当たってしまうこともあるだろう。父親視点ではそれが理解できるが、フォローする周囲の人々の感情を無視する訳にもいかないよなってことが痛いくらいわかってしまった。

また、父親の言葉の端々から面倒をみる長女が幼い頃より次女と比べられ、冷遇されていることがわかる。その長女がどんな気持ちで認知症の父を見ているのだろうと思うと複雑な気がした。親子であっても上手くいかないことは多々あるし、これからも考えていかなくてはいけないことだと胸に留めた。

アンソニー・ホプキンスオリヴィア・コールマンの演技が凄すぎるのでそれだけでもオススメできます。


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夜。津あけぼの座にて百景社『星の王子さま』を観劇。星の王子さまは何回か読んでいるけれど、あらためて読んでから行ってみた。百景社の「星の王子さま」は原作にとても忠実で、本を読み返しているようだった。あぁ、このような表現があるのかと感心したり、文章では曖昧であった場面を補完してくれ、とても楽しめた。途中、アイマスクをかける演出も面白かった。人は視覚を失うと聴覚が研ぎ澄まされる。逆も然り。

大事なものは目に見えない。


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子ども達が幼い頃から、絵に描いたようなプリアラモードやパフェを食べさせたいと思っていたが、なかなか巡り合わずにいた。ある日、SNSを観ていたら「これは……!」と思うプリンアラモードがあり、娘に見せたら「食べたい!!」と即答。

本日、行ってきた。津市にある雑貨と喫茶『マチカド』。運良く、すぐに席につけたので、のんびりと待った。

「おまたせしました」とやってきたプリンアラモード

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見事すぎる。テンション高めにスプーンを持ち、口に運ぶ。甘すぎないかためプリンで美味しい。バニラアイスも甘さ控えめ。娘もおいしいーとものの数分で食べきっていた。息子はチョコパフェをチョイス。こちらも美味しかったらしい。3人でおやつを外で食べることが滅多にないのでなんだか楽しかった。

これから先、そんな機会がどれほど訪れるだろうと思いながら、お店に流れていたWinkの「愛が止まらない」を聴いていた。

 


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