バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20200420


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今年の4月は雨ばかり。雨がキライなわけではないけれど、ぱっかーんと顔を出してる太陽を見ると気持ちが晴れやかになることがあるので、それもできないんだなって思う。

昨日、「栞を下さい」とメールやDMを頂いた。ブログの読者の方もいらっしゃって、とても嬉しかった。私はブログを公開しているけれど、読んで下さってる方々がどんな人か見えないまま、好き勝手に言葉を並べている。なので、「こんな記事ではじめてきたんです」「このブログを読んであの本屋さんへ行ってみたんです」なんてメールに書いて下さってるのを読んで、恥ずかしいやら嬉しいやらで部屋を3周くらい早足で歩いてしまった。

「ああ、私が書いている文章の先には人がいるんだ」とあらためて感じたのだ。

たまに自分の存在価値について考えることがある。私に存在価値がない、とは思わないけれど、人が離れていくことも経験して、私の存在の在り方ってなにか、と考えてしまうのだ。特別に秀でた能力はないなぁって悲しくなるけれど、私の想いは私にしかわからないので、できるだけ言語化してココに書くことがひとつの存在証明かもしれないと感じている。キレイな言葉でなくても続けることが私にできることであり、自分自身も支えている。

前に演劇の感想を書いたら「話し言葉による感想が嬉しい」と主宰の方がコメントを下さったことがある。それを読んで、キレイである必要はないのだと思った。伝えたい相手に伝えたい言葉が届けられれば、それ以上の喜びはない。

 

外出もままならないので、安野光雅さんの『旅の絵本』を広げた。体は外に行けなくても、本の世界を自由に歩き回ることはできる。文字がひとつもない、安野さんが描く世界はとても広いと思う。

 


https://youtu.be/0WDQfloecP8

 

『深夜三時のおやつ

ミルクチョコでもかじる

穴に落ちたアリス

お茶会でもいかがですか』

 

 

旅の絵本2(改訂版) (安野光雅の絵本)

旅の絵本2(改訂版) (安野光雅の絵本)

  • 発売日: 2006/11/25
  • メディア: 大型本