自分が明るい人であるのか暗い人であるのか、いつもわからなくなる。
自分勝手でありたいと思うのに、他の人の心を読もうとしてしまう。
前に進んで転がって。ずっとずっと転がっていたら穴にすっぽり落ちるだろうか。
誰かが手を挙げ、大声で叫んでくれたら私の気持ちも晴れるだろう。
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最近はできるだけ節約料理を心がけているのだが、冷蔵庫にある食材を思い浮かべていたらこんなものが作りたくなった。
題して「大人のお子さまランチプレート」
小さなオムライス、ペペロンチーノ、からあげ、ポテト、ズッキーニ、にんじん、レタス。
オムライスは薄焼き卵を作ったあと、小さな器の内側に敷き詰め、中にチキンライスを入れてひっくり返す。から揚げは下味をつけて揚げて、ポテトは唐揚げ粉をまぶして揚げる。ズッキーニはオリーブで焼いて。にんじんはグラッセに。
帰りの車の中で出来上がりを頭の中で描き、段取りを考える。所要時間40分。2つのコンロを隙間なく使っていく。出来立てでなくてはいけないもの、それぞれにかかる時間、ボウルや道具を有効的に使う動作などを計算していくのだが、私はこの工程がわりと好きだ。思い浮かべたように動けると達成感があり、喜んでくれる子どもの顔を見ることもできる。
料理は楽しいゲームであり、その先に美味しく食べる目的があるので飽きることがない。
こうやって書いていて思うのだが、つまるところ、私は料理が好きなのだと思う。
こちらは抹茶のパウンドケーキ。
はじめて作ったのだが、バターとグラニュー糖を混ぜている時に「これは上手くできそうだ」という手応えがあった。空気の入り方がよい感じだったのだ。卵を細かく分けて入れ、分離に注意をはかる。粉を入れてからは下から上へ返すようにする。決してぐるぐる混ぜてはいけない。
料理に比べるとお菓子づくりは繊細なので、そのときのメンタルまで出てしまいそうで怖い。
ラッピングをしていつも参加させて頂いている『本の会』へ持っていった。喜んでもらえて嬉しかったが、帰宅してから、もしかしたら本の会主催者さんが食べていない可能性に思い当たってしまった。主催者さんは皆に行き渡るようにあとから手をつけることが多く、そういうところが少しだけ私に似ていて(人に譲って、自分は残ったもので良いよって言うタイプ)気にしていたつもりだったのに。
そうであるならば、次は主催者さんに倍!持っていこう。
こちらは鮭が半額だった時に作った鮭とほうれん草のクリームパスタ。
子どもは私の料理をおいしい!おいしい!って食べてくれるから本当に作るのが楽しい。
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今週末に行われるひびうたブックマルシェに今回も参加する予定なので、栞を作っている。
私は前日にわわわーっと作ったり慌てたりするのが苦手なので、計画的にちまちま作っている。雑なものを売りたくないし、自分が使いたいなぁと思うものを手にとってもらいたい。
前回、猫のリクエストを頂いたので猫の切手を購入した。猫の切手はなんとエアメールでフランスから届いた。すでに10日の旅をした切手たちはここからまた、旅立って行くのだろう。
お時間のあるかた、お会いしましょう。
ぜひ、猫たちを新しい場所へ運んであげて下さい。