バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

障子と格子

家に障子戸がある部屋がある。 昨年まで夫の祖母が使用していたこの部屋の障子戸は、他の部屋との間仕切り部分としてあるのではなく、和室とその外にある縁側を仕切るためにあるようだ。 「縁側」と言ってもその外にはサッシ戸がついているので、正式にそう…

せんぷうき

私の家ではとにかく暑くて耐え難い日中以外は、専ら扇風機を使用している。 サーキュレーターや縦長のスリムな扇風機もあるのだが、どうにも数が足りない。 そこで私は、扇風機を求めて屋根裏部屋をゴソゴソと探してみることにした。 この家は元々、夫の実…

特技は「子どもと友達になること」です

ライブ帰りの日曜日。 新幹線を降り、在来線が来るのを待つ間に駅のトイレへ行った。22時30分くらいだったと思う。 用を足して手を洗いに行こうとすると、向こうから5歳くらいの女の子が行進をしているかのように両腕を大きく前後にぶんぶん振りながらやって…

『ももクロ夏のバカ騒ぎ2014 日産スタジアム大会~桃神祭~』へ行ってきました

7月26日・27日に行われたももいろクローバーZのライブへ行ってきました。 以前より私のブログを読んで下さっている方はご存知だと思いますが、私の夫がモノノフのため、機会があれば家族でライブへ行っています。(もう数えていないけど10回以上です…) 今…

プールサイドにて

昨日、小学校のプールの監視をした。 照りつける日差しの中、子ども達が自転車で汗をかきながらやってくる。ヘルメットをかぶって暑いだろうなぁと思いながら、差し出されたプールカードの印鑑を確認する。 子ども達は慣れたように足早で更衣室へ移動して行…

あなたとわたしは違うひと

先日、息子のいじめについてのブログを書きましたが、私は以前にこんなブログ記事も書いています。 大人はわからないんだよ - バンビのあくび これは私が子どもの時に体験したことの話であり、記憶の中にあるのはあくまでも「こども目線」での私だと思って下…

短い髪の毛

小学3年生の時。 それまで長かった髪の毛を「暑いから」という理由だけでバッサリと切った。 ぐだぐだと考えたりもするくせに、そんな時だけ思い切りが良いんだよなぁと我ながら思う。 私は「かわいい系」か「キレイ系」かどちらかに必ず属さなければいけな…

朝のできごと

子ども達は毎朝6時30分過ぎに起きるのだが、夏休みになりラジオ体操が始まった事で、もう少し早く起きなければいけなくなった。 今日は6時10分ぐらいに起床した。 寝起きの良い息子はそそくさと着替えて準備完了。 寝起きの悪い娘はうだうだと着替える服を出…

ピンクのウサギ

午前中、部屋の片付けをした。 いらないもの、いるもの。まよってしまうもの。それぞれ考えながら分けていく。 保育園に通っていた頃の息子や娘が私に宛てた手紙が出てきた。封筒から取り出し、便箋を開く。『絵』で表現された手紙。そっと引き出しの中へ戻…

赤い笛

子ども達が通う小学校では、登下校時に首から「赤い笛」をかけるように指導されている。 プラスチックで出来た「ピー!」と高い音が出る100円で買えるような赤い笛。 紐の部分を100均で売っているネックストラップに付け替えている子もたくさんいるが、息子…

バレーボールをしていました~番外編~O先生との思い出

☆私のブログをいつも読んで下さっている皆様、ありがとうございます☆ 1つ前の記事は私がたまに書く子ども関係の記事になりますが、基本的にこちらのブログはゆるっと日々のことを書いたり、痛いくらい思い出をつらつら語る自己満足なブログとなっております…

息子が○○菌扱いのいじめを受けていました

先日、帰宅したばかりの私に息子がこんなことを言ってきた。 「あのね、今から先生が来るかも知れない」 時間は18時を過ぎているし、家庭訪問の予定もない。 一体、先生は私に何の用があるのかと思い、息子に尋ねた。 「それは僕がいじめられていたからだよ…

ブログをしていて嬉しかった言葉

だんだん気温が高くなり、私の額や首にツーッと汗が流れることも多くなりました。 はい、汗っかきです。 悲しいくらいの汗っかきです。 部活をしていた頃は私が飛び込んでボールを取った後は、ナメクジ並みにべちょべちょでした。 いつもハーフパンツにタオ…

バレーボールをしていました〜高校編~その6(完結編)

K商業に勝利した私達だったが、次の3回戦で負けた。 やはりココが1つの壁なのだろう。ここより上は強豪ばかりだった。 春が来て、私は3年生になった。 高校での部活動も残りわずかである。 新1年生にコートネームを皆でつけている時、入学したばかりの自分を…

バレーボールをしていました〜高校編~その5

新チームとして初めて挑む公式戦の前に、私達2年生には修学旅行があった。 私の高校は修学旅行で平和を考えることも1つの目的としていたため、原爆ドームへ行くことは必須となっており、そんな条件で組まれた日程は岡山、広島、小豆島、京都だった。 修学旅…

バレーボールをしていました〜高校編~その4

時は過ぎ、また春がやって来て私は高校2年生になった。 新1年生も入部し、より一層部活に励んだ。 私の1コ上の先輩は背があまり高くない人が多かったため、アタッカーではなくリベロの取り合いが熾烈であった。いつもその熱い光景を「すごいな」と眺めていた…

バレーボールをしていました〜高校編~その3

なんとか地区予選を勝ち抜け、県大会への出場が決まったM女子高。 県大会を2週間後に控え、動きを確かめながら再度練習に励むはずだったのに、ここで思わぬ事態に見舞われた。私と同じポジションであるタロー先輩が足の怪我のため、医者から全治1か月と言い…

バレーボールをしていました〜高校編~その2

「試合の流れを変えてくれないか?」 最終セットで7点差をつけられて劣勢の状態という大事な場面で、自分が呼ばれるとも思っておらず、ド緊張でロボットみたいなカクカク動きの私。*1 「ワタシハ ナニヲ シタラ ヨイノデスカ?」 とO先生に尋ねる。カタカ…

バレーボールをしていました〜高校編~その1

めでたく希望の高校に合格し、私はM女子高へ通うことになった。 前回の記事で書いたようにこの高校には普通科しかなかった。 「それだけバレーボールに打ち込んでいたのになぜ?」 と思って下さった方もいると思うし、それは高校選択の時に先生にも言われた…

バレーボールをしていました〜中学校編~その2

3年生が引退し、新しい部長(キャプテン)を決めることとなった。 私達の学年にはいつも連絡係をしてくれているCちゃんがおり、Cちゃんは統率力も人望もあったため、私も含め全員がCちゃんは部長になると思っていた。 当日。教室で顧問の先生を待っていると…

バレーボールをしていました〜中学校編~その1

「バレーボールをしよう。もっと強くなりたい」 その気持ちだけを持って中学校のバレーボール部へ入部した私。 だが、私の中学校のバレー部は地区予選で2回勝てば良い方と言うぐらいの大したことがないチームで、それが故、「勝ちに行くより楽しければ良い…

バレーボールをしていました〜小学校編

アニメやマンガはそんなに詳しくないのだが、たまたまテレビで『ハイキュー!!』を観た。 小、中、高、それからその先もちょっとだけバレーボールをしていた私は、「おおっ!」とテレビに釘付けになった。 会社で何気なく「テレビで『ハイキュー!!』ってのが…

記念日と思えばそれが記念日

一般的に言う「記念日」と言うものにあまり執着がない。 一応、結婚しているので「結婚記念日」という認知度の高い記念日があるのだがそれさえもけっこう忘れていたりする。 入籍したのは3月だったのだが、特にその日に思い入れがあるとかではなくお互いに都…

水筒を2つ持っていくのです。

最近、水筒を2つ持って会社へ行っています。 これって電車通勤の方は荷物になるからあんまりしないと思うんですけど、私は車通勤なので苦にならないため、2つ持って行っています。 1つは氷をたくさん、溢れんばかりに入れたアイスコーヒーで、もう1つは温か…

「言葉は残る」と「残せる言葉」を探すこと

はるなさんのこちらの記事を読みました。 父とことばと息子とやきそば。 - 悩みは特にありません。 先に言っておきますと、言及らしい言及ではないにも関わらず「えこさんに言及されました」という脅しのような、赤札のようなヤツが行ってしまいすみません。…

忍書房で購入した内田百閒『冥途』を再読しました

昨夜はしとしとと雨が降っていたが、朝は眩しいくらいの快晴であった。 私の家は昔ながらの瓦屋根で、2階はあれどベランダが存在しない。 洗濯物は外にある物干し台かルーフの下で干している。(斜めに降っているような雨の時はさすが部屋の中で干している) 2…

行動を説明すること

息子は「石橋を叩いて叩いて、それでも不安でちょっと戻って、更に叩いて渡る」ような性格だった。 年齢とともにだいぶ緩和されてきて、今は「石橋を叩いて渡る」ぐらいにはなったと思う。 新しいことにチャレンジする時はびっくりするほど慎重だったし、新…

雨の日のグラウンド

雹が降ったり、大雨が降ったりと今年の梅雨はなかなかの存在感を放っている。 けれど私が住んでいるところの天気はどうかと言えば、「晴れ時々曇り、そのまた時々雨」ぐらいの感じなのであまり梅雨っぽさを感じていない。 夏が近づき、気温の上昇を感じなが…

寺地はるなさんが書いた『こぐまビル』を読みました

こちらの本に載っている『こぐまビル』を読みました。 もう、ご存じだと思いますが、はてなでブログをやっていらっしゃる寺地はるなさんの小説です。 1,080円です。 - 悩みは特にありません。 私は『背中に乗りな』も読んだのではるなさんの小説を読むのは2…

おやすみーいかすみー☆

「じゃあ、おやすみー。いかすみー」と言いながら寝室へ行く息子を眺め、「たこすみー!」と返しながら私はコーヒーを片手に小説を読んでいた。昨晩のことである。 ぐっすり眠って起きたら、たくさんのブックマークがついていて腰を抜かすところでした。危な…